稱名

デジタル大辞泉

しょう‐みょう〔シヨウミヤウ｜シヤウミヤウ〕【称名／唱名】

読み方：しょうみょう

［名］(スル)仏を心中に念じ、その名を声に出して唱えること。「南無阿弥陀仏」などと唱えること。

歴史民俗用語辞典

称名

読み方：ショウミョウ（ｓｈｏｕｍｙｏｕ）

仏の名を唱えること。

世界宗教用語大事典

しょうみょう 【称名】

仏教用語。仏・菩薩の名を称えることだが、浄土教では「南無阿弥陀仏」（阿弥陀仏に帰命しますの意）と称えることをいう。念仏のこと。仏恩報謝のために念仏するのを称名報恩という。

盆踊り用語辞典

称名／唱名(しょうみょう)

念仏の一種。「阿弥陀仏」の名前を口に出して唱えること。南無阿弥陀仏。
仏教の修行法の一種だが、その簡易さにより庶民の間にも広く普及した。

初期の盆踊り（念仏踊り）では、小歌を利用する前はこの「南無阿弥陀仏」を節にのせて唄っていたと考えられ、全国の念仏芸能にその痕跡を見ることができる。

地名辞典

称名

読み方：ショウミョウ（ｓｈｏｕｍｙｏｕ）

所在 新潟県新潟市

称名

読み方：ショウミョウ（ｓｈｏｕｍｙｏｕ）

所在 富山県中新川郡立山町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

称名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/10 17:39 UTC 版)

称名（しょうみょう）とは、仏・菩薩の名を称えること。特に、阿弥陀仏の名号である南無阿弥陀仏を称えること。時には、諸仏が阿弥陀仏の名を称揚し讃歎することをさす（諸仏称名は阿弥陀仏の四十八願中の第十七願）。浄土教では、とくに阿弥陀仏の名号（南無阿弥陀仏）を称えること。これは浄土に生れるための正定業である。

Weblio日本語例文用例辞書

「 称名」の例文・使い方・用例・文例

• 称名念仏をすること
• 数多く称名念仏をすること