秩父丸 (蟹工船)とは? わかりやすく解説

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秩父丸 (蟹工船)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/21 03:58 UTC 版)

秩父丸(ちちぶまる)は、大正時代に日本で運用されていた工船の1隻である。今井六郎を船主とし、北東貿易会社に傭船されて、北洋漁業で漁獲されたカニの缶詰加工に使用されていた[2]1926年(大正15年)4月に、暴風により座礁沈没し、182人が死亡した。本船の遭難事故は、小説『蟹工船』の題材の一部となった[3]


  1. ^ a b 逓信省管船局(編) 『大正十四年 日本汽船船名録』 帝国海事協会、1925年、56頁。
  2. ^ a b c d 『函館市史 通説編第3巻』、1086-1087頁。
  3. ^ a b c “蟹工船”は実際にあった話なの?」『しんぶん赤旗』2007年12月8日。
  4. ^ 逓信省管船局(編) 『明治四十四年 日本船名録』 帝国海事協会、1911年;同書の収録範囲である1910年末時点では日本船として未登録。
  5. ^ a b 逓信省管船局(編) 『明治四十五年 日本船名録』 帝国海事協会、1912年、登簿船汽船の部111頁。
  6. ^ 逓信省管船局(編) 『大正十二年 日本船名録』 帝国海事協会、1923年、登簿船汽船の部54頁。
  7. ^ 逓信省管船局(編) 『大正十三年 日本汽船船名録』 帝国海事協会、1924年、55頁。
  8. ^ a b 「第3大信丸遭難の件(2)」 アジア歴史資料センター(JACAR) Ref.C04015161700、画像14-19枚目。
  9. ^ 「第3大信丸遭難の件(2)」 JACAR Ref.C04015161700、画像45枚目。
  10. ^ 「第3大信丸遭難の件(2)」 JACAR Ref.C04015161700、画像2-5、33枚目。
  11. ^ a b 遺族廿二名の行方がわからぬ 秩父丸遭難事件に最善をつくす船主今井氏」『小樽新聞』1926年9月6日朝刊。
  12. ^ 「第3大信丸遭難の件(2)」 JACAR Ref.C04015161700、画像37枚目。


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