秤量貨幣とは? わかりやすく解説

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ひょうりょう‐かへい〔ヒヤウリヤウクワヘイ〕【×秤量貨幣】

読み方:ひょうりょうかへい

称量貨幣(しょうりょうかへい)


秤量貨幣

読み方:ヒョウリョウカヘイ(hyouryoukahei)

(1)中世末期金銀品質確認し秤量したうえで交換され貨幣
(2)江戸時代丁銀豆板銀


秤量貨幣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/27 17:08 UTC 版)

秤量貨幣(しょうりょうかへい/ひょうりょうかへい)とは、使用に際して交換価値品位量目を検査して計って用いる貨幣。長期間の使用や所有、保管でも変化しにくい青銅などを加工もしくは加工せずに用いた例が多く、貨幣の最古の形態の1つである。鋳造精錬した貴金属は打刻したナゲット状のものや、なかでも金は価値の保存に優れるため砂金のままでも流通した。


  1. ^ 例えば青銅や銀は酸素や硫黄と結びついて酸化されると重さが増える。さらに金属は合金にできるため、見た目で品位がわかりづらい。


「秤量貨幣」の続きの解説一覧

秤量貨幣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 14:54 UTC 版)

丁銀」の記事における「秤量貨幣」の解説

額面天秤による量目実測値で、商取引において銀何貫、銀何匁と表記される銀目取引通貨単位であった。また賞賜目的には43匁を銀一枚とする単位用いられ、これが丁銀量目目安とされた。なお、当時用いられ分銅質量単位は「両」であったが、小判通貨単位との混同避けるため「両」は用いられず「匁」が銀の通貨単位であった一方中国では、当時秤量銀貨銀錠)の額面単位に「両(テール)」を用いていた。 丁銀額面記載されていない秤量貨幣で、本来は使用のごとに量目量る必要があるが、実際に取引の度に秤量して用いたのは豆板銀小玉銀)だけであり、丁銀はこれに小玉銀掛け足して五百目包(1865g)など包銀の形で用いられた。これは、丁銀同品位の少額貨幣である豆板銀合わせて一定の量目恩賞および献上用には銀一枚:43匁、商取引用には五百目など)にし、紙に包んで封印したのである。銀数十匁にもなる丁銀日常生活には高額過ぎ、例え四十目(149.2g)の慶長丁銀であれば米2~3石を入手する購買力持っており、財布入れて使用するような性質のものではなかった。それゆえ豆板銀異なり包封していない裸銀として日常支払い用いられることはまず無かった秤量銀貨量目定め、包封することは両替商重要な仕事のひとつで、諸藩における年貢米売り上げ物品購入代金管理任命され両替商、および天領である石見銀山生野銀山などで産出される上納灰吹銀量目掛け改めた役職掛屋(かけや)とも呼ばれた

※この「秤量貨幣」の解説は、「丁銀」の解説の一部です。
「秤量貨幣」を含む「丁銀」の記事については、「丁銀」の概要を参照ください。

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