秘蔵宝鑰とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 秘蔵宝鑰の意味・解説 

ひぞうほうやく〔ヒザウホウヤク〕【秘蔵宝鑰】

読み方:ひぞうほうやく

平安前期仏教書3巻空海著。天長7年830)ごろ成立。「十住心論10巻要略した書。宝鑰


秘蔵宝鑰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 18:14 UTC 版)

秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)は上中下3巻からなる空海の57歳の著作で、淳和天皇の勅により830年に撰述された[1]


  1. ^ 勝又俊教 1977, p. 19.
  2. ^ 序文3段目に、我今蒙詔撰十住頓越三妄入心眞(われ今詔を蒙って十住を撰す、頓に三妄を超えて心真に入らしめんとある。:T2426_.77.0363b16)
  3. ^ a b 栂尾祥雲 1948, p. 1.
  4. ^ 儒教的愛国主義者、勝又著『秘蔵宝鑰―』p.160
  5. ^ 佛教者、佛教の幽玄の義理をもって俗人の誹謗を防ぐ関門のような人。同上 p.160
  6. ^ 田中千秋 1970, p. 54-64, 59.
  7. ^ 勝又俊教 1977, p. 89-94.
  8. ^ 大正新脩大蔵経 第77巻 祕藏寶鑰(No.2426_空海撰) T2426_.77.0363a01- 0374c19 SATデータベース)T2426_.77.0363b22 - 0363c03
  9. ^ (勝又俊教 1977, p. 92–94)に和訳がある。


「秘蔵宝鑰」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  秘蔵宝鑰のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「秘蔵宝鑰」の関連用語

秘蔵宝鑰のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



秘蔵宝鑰のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの秘蔵宝鑰 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS