秒速5センチメートル
作者新海誠
収載図書小説・秒速5センチメートル
出版社メディアファクトリー
刊行年月2007.11
シリーズ名ダ・ヴィンチブックス
秒速5センチメートル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 23:45 UTC 版)
『秒速5センチメートル』(びょうそく5センチメートル)は、日本の新海誠による2007年のアニメーション映画[2]。配給はコミックス・ウェーブ[3]。『雲のむこう、約束の場所』に続く、新海誠の3作目の劇場公開作品にあたる。
注釈
- ^ 新海は「タイトルが出る瞬間やボーカルの入る瞬間は、映画のひとつのピークだと思っています。『君の名は。』でも、タイトルの出る瞬間と消える瞬間をえんえんとコマ単位で編集していて、そういう時間がいちばん楽しいんです。」と述べている[9]。
- ^ 小山駅に掲げられている「小山冬まつり」の横断幕に「開催期間 1995/2/10〜3/10」と記載されている。
- ^ 携帯電話のメールの日付が「2008 02/02」と表示されている。
- ^ 貴樹の部屋のホワイトボードに「2008年3月」と書かれている。
- ^ 『秒速5センチメートル』劇場版パンフレットの「第三話『秒速5センチメートル』スケッチ小説より」には「4月」と記載されている[34]。
- ^ 水野は新海作品には常連の声優で、本作では同姓同名の役を演じている。また、花苗の姉役も兼任している。
- ^ 作品の1話「桜花抄」冒頭に、篠原明里の「ねえ、秒速5センチなんだって。桜の花の落ちるスピード。秒速5センチメートル。」という台詞がある。
- ^ 工学博士による検証では、落下は5センチメートルより遥かに速いメートル単位の速度が出るという[36]。
- ^ ロシアで宇宙飛行士訓練をした宇宙飛行士を“cosmonaut”、アメリカで訓練をした宇宙飛行士を“astronaut”といい、秋山豊寛は日本人初の“cosmonaut”、毛利衛は日本人初の“astronaut”である。
- ^ ホーム上で営業していた立ち食いそば店の「きそば」(2022年に全店舗閉店)が描かれていた[40]。
- ^ 「中種子町」との明記はないが、作中店舗のモデルとなったコンビニ店が『日本経済新聞』の記事「種子島にアニメ聖地の顔 地元コンビニ、作品舞台に」(2015年1月28日)に実名で紹介されている[41]。
出典
- ^ “「君の名は。」が興行収入100億円突破、アニメ映画としては宮崎駿監督作品以外で初”. GIGAZINE. (2016年9月23日) 2018年8月11日閲覧。
- ^ 『映画 アニメ 秒速5センチメートル』 - allcinema
- ^ 『秒速5センチメートル』 - Movie Walker
- ^ “第1話 桜花抄”. 秒速5センチメートル公式サイト. 2022年6月13日閲覧。
- ^ 『5 CENTIMETERS PER SECOND - Makoto Shinkai, Japan 2007』 - ベルゲン新聞 (ノルウェー語)
- ^ 『秒速5センチメートル』 - 映画.com
- ^ 『秒速5センチメートル』 - WOWOWオンライン
- ^ 『秒速5センチメートル 劇場版パンフレット』コミックス・ウェーブ、2007年2月22日、3頁。"新海誠INTERVIEW「人は美しい風景に包まれていて、大きな世界とつながっている」"。
- ^ 『新海誠Walker 光の輝跡』株式会社KADOKAWA〈ウォーカームック〉、2016年、87頁。ISBN 9784048956963。
- ^ 『『秒速5センチメートル』の新海誠監督、アニメーションという「天職」をつかむきっかけとは?』 2014年9月9日リクナビNEXTジャーナル
- ^ 『新海誠「秒速5センチメートル」第1話、Yahoo!会員向けに期間限定配信』 2007年2月5日 BB Watch
- ^ 『新海監督「秒速5センチメートル」、第1話がネットで無料先行配信 -2月16日から3日間。劇場公開初日は3月3日渋谷に決定』 2007年2月5日 AV Watch
- ^ 『連作短編アニメーション「秒速5センチメートル」先行公開へ』 2007年3月1日 シブヤ経済新聞
- ^ 『「秒速5センチメートル」早くも米国進出決定(6/23)』 2007年6月23日 animeanime.jp
- ^ 『アジア太平洋映画賞 アニメーション映画賞に「秒速5センチメートル」』 2007年11月14日 animeanime.jp
- ^ 『「秒速5センチメートル」イタリアの映画祭でグランプリ受賞』 2008年1月22日 animeanime.jp
- ^ 『「ほしのこえ」の新海誠最新作、「秒速5センチメートル」がDVDで発売』 2007年7月20日 ASCII.jp
- ^ 『秒速5センチメートル Blu-rayとHD DVDで発売決定』 2008年2月7日 animeanime.jp
- ^ 『新海作品「秒速5センチメートル」等 HD DVDも発売』 2008年2月23日 animeanime.jp
- ^ 『秒速5センチメートル > BOOK > 「小説・秒速5センチメートル (ハードカバー) 」 新海誠 (著)』 - 公式ウェブサイト
- ^ 『5 Centimeters Per Second Gets Manga Adaptation』 2010年5月24日 アニメ・ニュース・ネットワーク (英語)
- ^ 『『秒速5センチメートル(2) <完>』(清家雪子, 新海誠):アフタヌーンKC』 - 講談社コミックプラス
- ^ 『新海誠監督作品『秒速5センチメートル』、インターナショナル版Blu-ray登場』 2011年11月17日 マイナビニュース
- ^ 『【レビュー・書評】秒速5センチメートル one more side [原作]新海誠/[著]加納新太』 2011年6月22日 BOOK TIMES
- ^ 『「小説・秒速5センチメートル」待望の文庫化 新海誠監督自身による小説版』 2012年10月25日 animeanime.jp
- ^ 『小説 秒速5センチメートル』 - KADOKAWAウェブサイト
- ^ 『「秒速5センチメートル」7周年、新海誠さんが制作資料を続々ツイート 各シーンの裏話も』 2014年3月7日 はてなニュース
- ^ “新海誠作品をテレビ朝日で放送へ 『秒速5センチメートル』と『言の葉の庭』”. HUFFPOSTオリコンNewS (2017年2月27日). 2017年3月10日閲覧。
- ^ “「新海誠IMAX映画祭」9月30日から期間限定開催 「秒速5センチメートル」IMAX上映は初”. アニメハック. 映画.com (2022年9月22日). 2022年10月1日閲覧。
- ^ “新海誠監督『秒速5センチメートル』春のリバイバル上映決定 桜前線追いかけ全国106館(シネマトゥデイ)”. Yahoo!ニュース. 2024年4月1日閲覧。
- ^ “新海誠監督『秒速5センチメートル』春のリバイバル上映決定 桜前線追いかけ全国106館(シネマトゥデイ)”. Yahoo!ニュース. 2024年4月1日閲覧。
- ^ “【入場者特典&プレゼントキャンペーン決定!】 『秒速5センチメートル』 3月29日(金)より全国「桜前線上映」!入場者にクリアポストカードを配布&新海誠 監督の直筆サインが入ったポストカードブックのプレゼントキャンペーンを実施!”. FILMAGA(フィルマガ). 株式会社つみき. 2024年4月1日閲覧。
- ^ 『‘Byosoku 5 Centimeters’ A budding talent's delicate vision』 マーク・シリング 2007年3月30日 ジャパン・タイムズ (英語)
- ^ 『秒速5センチメートル 劇場版パンフレット』コミックス・ウェーブ、2007年2月22日、6頁。"第三話『秒速5センチメートル』スケッチ小説より"。
- ^ “『言の葉の庭』トークイベントのオフィシャルレポートが到着!”. アニメイトTV (2013年3月8日). 2013年6月2日閲覧。
- ^ 『流体力学で検証:桜の花の落ちるスピード「秒速5センチメートル」は正しいのか? (1/3)』 2015年4月1日 MONOist
- ^ 『5 Centimeters Per Second』 2013年2月26日 トップ・ビデオニュース(キンダー・ウント・ユーゲントフィルムツェントルム) (ドイツ語)
- ^ a b “中学生の恋 見守った山”. 読売新聞. (2014年2月17日) 2017年2月11日閲覧。
- ^ 旅と鉄道 増刊12月号『アニメと鉄道』125頁、山と渓谷社、2017年
- ^ “新海誠監督の人気映画に登場店のモデル「聖地」立ち食いそば店が最終営業”. 日刊スポーツ. (2022年1月14日) 2022年1月23日閲覧。
- ^ 「種子島にアニメ聖地の顔 地元コンビニ、作品舞台に」日本経済新聞 2015年1月28日。
- ^ 『『秒速5センチメートル』』 - TOKYO FM・『スカパー! 日曜シネマテーク』
- ^ 『秒速5センチメートル | ZIP!』 日本テレビ『ZIP!』 2013年5月17日 TVでた蔵
- ^ 『[안도현의 발견] 초속 5센티미터』 安度眩 2014年4月1日 ハンギョレ (朝鮮語)
- ^ 『Five Centimeters Per Second Review - Read Variety's Analysis Of The Movie Five Centimeters Per Second』 2008年3月6日 バラエティ (英語)
- ^ 『5 Centimeters Per Second DVD - Review』 2008年5月31日 アニメ・ニュース・ネットワーク (英語)
- ^ 『買っとけ! DVD 第243回:アニメの映像美、ここに極まる 新海監督の新境地?「秒速5センチメートル」』 2007年7月24日 AV Watch 2017年3月16日閲覧.
- ^ “「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」など新海誠の監督作が正月三が日に連日放映”. 映画ナタリー. ナターシャ (2017年12月31日). 2022年10月14日閲覧。
- ^ “新海誠の監督作「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」が映画天国でOA”. 映画ナタリー. ナターシャ (2022年10月14日). 2022年10月14日閲覧。
- ^ “火曜ナイトパーク「『すずめの戸締まり』公開!新海誠監督『秒速5センチメートル』」”. Gガイド番組表. 株式会社IPG. 2022年11月2日閲覧。
- ^ “番組詳細 TOSテレビ大分 映画「秒速5センチメートル」 (2022/11/08 01:54 ~ 2022/11/08 03:08)”. yanbe. 2023年9月18日閲覧。
- ^ 『国営テレビ局放映の“感動大作”アニメ、実は日本作品の丸パクリ―中国』 2009年9月2日 レコードチャイナ
- ^ 『<続報>悪いのは下請け会社?!パクリ疑惑のアニメ制作会社が弁明―中国』 2009年9月5日 レコードチャイナ
- ^ a b 『新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで』のインタビュー「観客との対話と共同作業で歩んできた」179頁、朝日新聞社、2017年6月
- ^ “「新海誠作品オーディオブック プロジェクト」特設ページ”. Amazon.co.jp. 2018年12月18日閲覧。
- ^ “新海誠の世界を朗読で表現、入野自由ら出演「秒速5センチメートル」開幕”. ステージナタリー. ナターシャ (2020年10月21日). 2020年10月25日閲覧。
- ^ “新海誠監督「秒速5センチメートル」朗読劇『恋を読むvol.3』としてTV初放送決定”. ザテレビジョン (2020年11月30日). 2020年11月30日閲覧。
固有名詞の分類
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