福塩線
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福塩線(ふくえんせん)は、広島県福山市の福山駅から広島県三次市の塩町駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)である。
注釈
- ^ 中小規模な駅では、2018年3月31日限りでの三江線の廃止、同年9月15日のICOCA利用エリア拡大などを踏まえた運賃表の更新を考慮して(ICOCA利用可能エリアは路線図の背景に色分けが行われている。2018年9月15日時点では岡山支社管内では運賃表を更新せず、三江線の区間を目隠しして、新たなICOCA利用可能区間を備考に追記することで対応)、寺家駅他の開業時点では路線記号・ラインカラー入りに更新せず従来の書式に合わせた訂正シールで対応した例もあったが(鴨方駅・神辺駅など)、2019年10月の消費税率10%化に伴う運賃改定で各ラインカラー・路線記号入りに更新された。
- ^ JR西日本管内の在来線では、北陸トンネルに次ぐ長さであり、同社の非電化路線では最長のトンネルである。なお、2024年の北陸新幹線延伸に伴う北陸トンネルを含む北陸本線(敦賀駅-金沢駅間)の経営移管後は、本トンネルがJR西日本管内の在来線で最長トンネルとなる。
- ^ a b 『JTB時刻表』2009年3月号、JTBパブリッシング、pp.315 では夕方に下り和気発府中行き・午前中に上り府中発長船行き・府中発岡山行きがそれぞれ1本ずつあり。
- ^ 該当列車は、それ以前の1990年代から時刻表上は別列車扱い(福塩線と山陽本線でそれぞれ福山発着扱い)ながら、実際は直通運転を実施していた。また時期によっては山陽本線・赤穂線の岡山以東の和気駅[注釈 3]・長船駅[注釈 3]などの発着となる場合もあった。
- ^ 多客時などに特別改札車掌が乗務する場合、ICカードを所持していない乗客を対象に車内精算や乗車券の発行を行うことがある。
- ^ 改正前のダイヤでは府中21:28着で接続する福山行きは22:20発と1時間近く接続待ちがあったが、改正後は府中20:51着となり20:58発福山行きに乗り継げるようになった。
- ^ 日本交通公社『交通公社の時刻表』1986年3月号によると、その2往復のうち夕方の福山発下り1本は三次からさらに芸備線経由で広島まで直通していた。
- ^ 同区間にある「岩崎の二踏切」の脇に「御召列車臨時停留所跡」と書かれた石碑が設置されている。
- ^ 当該駅(2020年2月までの神辺・駅家、2009年3月までの万能倉・新市)は、国鉄時代末期に日本交通観光社(現:ジェイアールバステック他)に業務委託化された後、分割民営化時にJR西日本直営駅となり、その後JR西日本岡山メンテックへの業務委託駅となっていた。
出典
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- ^ 日本国有鉄道電気局『鉄道電報略号』1959年9月17日、22頁。
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB、1998年。ISBN 978-4-533-02980-6。
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- ^ 記念スタンプ「逓信省告示第2395号」『官報』1938年7月26日(国立国会図書館デジタルコレクション)
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- ^ 『データで見るJR西日本 2001』- 西日本旅客鉄道
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- ^ “芸備・福塩線の一部、当分運転見合わせ 護岸崩落などで”. 中国新聞. (2020年7月14日) 2020年7月15日閲覧。
- ^ “福塩線8月13日、芸備線8月15日から全線再開 大雨被害から復旧”. レイルラボ. (2020年8月13日) 2020年8月13日閲覧。
福塩線
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1977年に府中電車区に鳳電車区から阪和線で運用されていたモハ70形、クハ76形各12両の計24両が転入して40系・51系を置換え、福塩線の電化区間である福山 - 府中間で4両編成で運用された。
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