神農架林区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/05 03:54 UTC 版)
神農架林区（しんのうかりんく）は、中華人民共和国湖北省に位置する省直轄林区（県級行政区）。現在、中国で唯一の「林区」である。林区人民政府は、松柏鎮常青路39号にある。神農架は、1990年、ユネスコの「生物圏保護区」（人間と生物圏計画）に指定されたことから始まり[1]、2013年にユネスコの「世界ジオパーク」登録[2]、同年に区内の亜高山帯のミズゴケ湿地の大九湖湿地はラムサール条約の登録湿地となった[3]（ラムサール条約の寄託者には、ユネスコが指定されている）[4]。2016年に域内の神農頂と隣の巴東県の沿渡河鎮一帯、そして老君山を含む地域は「湖北の神農架」としてユネスコの世界遺産リストにも登録された[5][6]。中国の5A級観光地（2012年認定）[7]。
- ^ a b “Shennongjia Biosphere Reserve, China” (英語). UNESCO (2019年7月16日). 2023年1月31日閲覧。
- ^ “SHENNONGJIA UNESCO GLOBAL GEOPARK (China)” (英語). UNESCO (2021年7月27日). 2023年1月31日閲覧。
- ^ a b “Hubei Dajiu Lake Wetland | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2013年10月16日). 2023年1月31日閲覧。
- ^ ラムサール条約（特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約：The Convention on Wetlands of International Importance especially as Waterfowl Habitat）―外務省外務省（2015年6月19日）2015年6月19日閲覧
- ^ Eight new sites inscribed on UNESCO’s World Heritage List―UNESCO World Heritage CentreUNESCO World Heritage Centre（2016年7月17日）2016年7月17日閲覧
- ^ a b “Hubei Shennongjia” (英語). UNESCO World Heritage Centre. 2023年5月12日閲覧。
- ^ “湖北省神农架旅游区”. www.mct.gov.cn. 中華人民共和国文化観光部 (2021年7月22日). 2023年2月3日閲覧。
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