神戸阪急とは? わかりやすく解説

神戸阪急

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 22:34 UTC 版)

神戸阪急(こうべはんきゅう)は、兵庫県神戸市中央区阪急阪神百貨店エイチ・ツー・オー リテイリング)が運営する百貨店である。2019年10月5日そごう神戸店から阪急百貨店に屋号を変更した。


注釈

  1. ^ 阪急百貨店になってから、ウイング館と呼ぶようになった
  2. ^ 自社ビルと神戸国際会館は崩壊
  3. ^ 営業面積15361m2
  4. ^ ロフトは、1992年から1994年まで神戸ハーバーランドにあった神戸西武(現・ハーバーセンター)内にも存在していた。現在の神戸ロフトは実質上の二代目である
  5. ^ 営業上はケイ・エスビルとエス・ヨシマツビルを足して「新館」だが、狭義ではケイ・エスビルだけを新館と呼び、エス・ヨシマツビルに関して「新新館」と呼ぶ場合がある(神戸新聞1995年2月6日)
  6. ^ 当店の売場面積は大丸心斎橋店と同規模にまで拡大したが、1988年(昭和63年)には近鉄百貨店阿倍野店が増床(現・ウイング館)したため同店の後塵を拝することになった(近鉄百阿倍野店の増床計画、売り場西日本一に――「旅行館」や「アート館」新設 1988/01/07 日経流通新聞 10面)。
  7. ^ 阪神淡路大震災で崩壊したか、事務所やバックヤードなどに転用されたと考えられる。
  8. ^ 被災前の本館は34000m2あった。なお、取り壊し面積は7400m2とする記事もある。
  9. ^ 法人としては京阪神急行電鉄、阪急電鉄(初代法人)を経て現在の阪急阪神ホールディングス
  10. ^ 「文の助茶屋」に代替店舗の開設はないが、当店撤退以前から大丸神戸店に入居している。
  11. ^ 旧セゾングループ発祥であり、西武池袋本店や旧西武高槻店をはじめ、そごうも含めたそごう・西武各店のほとんどへ展開されているが、そごう時代の当店には無印良品は出店していなかった。
  12. ^ 無印良品と異なり完全に外部店舗の扱いで、Sポイントサービス、阪急友の会・阪神みどり会、駐車サービスなど各種サービスはすべて対象外。
  13. ^ そごう神戸店時代の2013年に設けられた「メゾン・ド・ロゼ」を西宮阪急に展開しているのと同じショップに統合した
  14. ^ フラワーロード側は店内からは行き来できない構造となっている。

出典

  1. ^ 2019年開業時のエイチ・ツー・オー アセットマネジメント(イズミヤ旧法人)から所有権を移転した。
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  52. ^ 神戸阪急 10月5日(水)オープン無印良品
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「神戸阪急」の続きの解説一覧

神戸阪急(3代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 14:50 UTC 版)

阪急百貨店」の記事における「神戸阪急(3代目)」の解説

2019年令和元年9月30日まで営業していたそごう神戸店引き継いだ店舗阪急百貨店ではあるが、阪神神戸三宮駅隣接三宮阪神ビルをはじめとした複数建物から構成されている。新館存在する百貨店直営売場の他、そごう神戸店時代より引き続き紀伊国屋書店ロフトなどが入居している。 なお、1995年1月までは三宮阪急初代神戸阪急)が阪急三宮駅閉店当時)の神戸阪急ビル入居しており、三宮では24年8ヶ月ぶりの再開店となる。また、2012年まで神戸ハーバーランドにて神戸阪急(2代目)営業していた。ほかに、当店向かいにかつて存在した三宮ターミナルビルへの進出計画持ったこともある。 詳細は「神戸阪急」を参照

※この「神戸阪急(3代目)」の解説は、「阪急百貨店」の解説の一部です。
「神戸阪急(3代目)」を含む「阪急百貨店」の記事については、「阪急百貨店」の概要を参照ください。


神戸阪急(2代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 14:50 UTC 版)

阪急百貨店」の記事における「神戸阪急(2代目)」の解説

詳細は「umie」を参照 1992年9月に街開きした神戸ハーバーランド内の店舗で、ダイエー神戸モザイク同時に1992年10月1日開業した開業当初運営会社同年4月設立され子会社株式会社神戸阪急だったが、2001年12月営業全て阪急百貨店引継いで株式会社神戸阪急は解散している。 1995年1月17日発生した阪神・淡路大震災の被害神戸最大商業中心地である三宮よりも少なかったため震災の約2カ月後に営業再開し、その直後集客力アップして売上伸び1995年3月期1996年3月期の2年間だけは黒字となり、1996年3月期に売上高259億円を上げた客層変化などに対応するため2004年平成16年)にベビー用品アカチャンホンポ誘致したり、2005年平成17年)のダイエー撤退受けて2006年平成18年2月1日グループスーパーマーケット阪急オアシス導入したり、2006年平成18年3月期子供関連売場エンターテインメント強化などてこ入れ行ったが、2011年平成23年3月期売上高が約89億円と落ち込んだことから、2012年平成24年9月末の賃借契約が切れる前の同年3月11日閉店した当店閉店に伴い隣接して営業しているモザイク運営会社タクト株式40%全て大家である三菱倉庫譲渡し経営権移行し当地区から完全に撤退した店舗跡隣接するHa・Reハレ)やモザイクと共に施設所有する三菱倉庫などからイオンモール受託して大型ショッピングセンターとして一体的再開発し、2013年平成25年4月18日umieとして開業した

※この「神戸阪急(2代目)」の解説は、「阪急百貨店」の解説の一部です。
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