神戸阪急
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神戸阪急(こうべはんきゅう)は、兵庫県神戸市中央区で阪急阪神百貨店(エイチ・ツー・オー リテイリング)が運営する百貨店である。2019年10月5日にそごう神戸店から阪急百貨店に屋号を変更した。
注釈
- ^ 阪急百貨店になってから、ウイング館と呼ぶようになった
- ^ 自社ビルと神戸国際会館は崩壊
- ^ 営業面積15361m2
- ^ ロフトは、1992年から1994年まで神戸ハーバーランドにあった神戸西武(現・ハーバーセンター)内にも存在していた。現在の神戸ロフトは実質上の二代目である
- ^ 営業上はケイ・エスビルとエス・ヨシマツビルを足して「新館」だが、狭義ではケイ・エスビルだけを新館と呼び、エス・ヨシマツビルに関して「新新館」と呼ぶ場合がある(神戸新聞1995年2月6日)
- ^ 当店の売場面積は大丸心斎橋店と同規模にまで拡大したが、1988年(昭和63年)には近鉄百貨店阿倍野店が増床(現・ウイング館)したため同店の後塵を拝することになった(近鉄百阿倍野店の増床計画、売り場西日本一に――「旅行館」や「アート館」新設 1988/01/07 日経流通新聞 10面)。
- ^ 阪神淡路大震災で崩壊したか、事務所やバックヤードなどに転用されたと考えられる。
- ^ 被災前の本館は34000m2あった。なお、取り壊し面積は7400m2とする記事もある。
- ^ 法人としては京阪神急行電鉄、阪急電鉄(初代法人)を経て現在の阪急阪神ホールディングス
- ^ 「文の助茶屋」に代替店舗の開設はないが、当店撤退以前から大丸神戸店に入居している。
- ^ 旧セゾングループ発祥であり、西武池袋本店や旧西武高槻店をはじめ、そごうも含めたそごう・西武各店のほとんどへ展開されているが、そごう時代の当店には無印良品は出店していなかった。
- ^ 無印良品と異なり完全に外部店舗の扱いで、Sポイントサービス、阪急友の会・阪神みどり会、駐車サービスなど各種サービスはすべて対象外。
- ^ そごう神戸店時代の2013年に設けられた「メゾン・ド・ロゼ」を西宮阪急に展開しているのと同じショップに統合した
- ^ フラワーロード側は店内からは行き来できない構造となっている。
出典
- ^ 2019年開業時のエイチ・ツー・オー アセットマネジメント(イズミヤ旧法人)から所有権を移転した。
- ^ a b 名古屋の百貨店・4M体制固め、相次ぎミニ店舗を出店、豊田そごう出店に対抗 1987/04/23 日本経済新聞 地方経済面 中部 7
- ^ “セブン&アイ、H2Oリテイへの百貨店2店譲渡を正式発表”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2017年5月11日) 2017年5月21日閲覧。
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- ^ “そごう神戸店――若者の遊び心キャッチ(店舗リフレッシュ作戦)”. 日経流通新聞 (日本経済新聞社): p. 4. (1989年9月19日)
- ^ (「そごう」に新しい神話がはじまった 1994, pp. 36–42)
- ^ “神戸市、三ノ宮駅南側に国際会館移転を検討――跡地はそごうに売却へ”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): p. 10. (1982年12月1日)
- ^ “神戸国際ホテル閉鎖跡、そごうの進出が内定”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): p. 10. (1982年12月11日)
- ^ そごう神戸店、柱破損や外壁に亀裂、営業再開めど立たず。1995/01/28 日本経済新聞 地方経済面 近畿C 27
- ^ 株式会社阪急阪神百貨店神戸阪急、「神戸阪急閉店企画 神戸阪急の"想いと思い出"」展(2012年2月15日 - 3月11日)、2012年3月7日閲覧
- ^ そごう神戸店、来春にも全館再開――雇用確保へ年中無休。1995/03/22 日本経済新聞 大阪夕刊 一面 18ページ
- ^ そごう神戸店5月オープン、売り場づくり柔軟に――ブランドショップ少なく。1996/02/09 日本経済新聞 地方経済面 近畿A 9
- ^ 『朝日新聞』2008年4月16日付朝刊、神戸・1地方面、24頁。
- ^ “大丸神戸店、27年ぶり地域一番店に――97年度売上高、そごうに20億円の差”. 日経流通新聞 (日本経済新聞社): p. 5. (1998年5月5日)
- ^ “神戸国際会館、テナント入居そごうが断念”. 日経流通新聞 (日本経済新聞社): p. 46. (1997年11月8日)
- ^ そごう神戸店(神戸市)ファッション強化へ改装、西武流で若い女性狙う(みせどころ) 2002/04/27 日経MJ(流通新聞) 10ページ
- ^ a b “神戸阪急・高槻阪急のリモデルについて” (PDF). 2022年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月27日閲覧。
- ^ 2008年2月期決算補足資料P13(セブン&アイ・ホールディングス)
- ^ 「株式会社そごう・西武」が発足(2009年8月 セブン&アイ・ホールディングス)
- ^ そごう心斎橋本店の営業終了について そごう・西武、2009年1月26日
- ^ 2015年2月期決算補足資料(セブン&アイ・ホールディングス)
- ^ “「上質」固定客つかむ 阪急西宮ガーデンズ5周年、売り上げ年700億円超 /兵庫県”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2013年11月27日)
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- ^ “神戸阪急始動【中】転換 従業員、店づくりの主役に”. 神戸新聞 (神戸新聞社). (2019年10月8日) 2019年10月8日閲覧。
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- ^ “INAC神戸、優勝なら神戸で「Vセール」実施”. スポーツニッポン. (2010年10月30日) 2017年1月22日閲覧。
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- ^ “神戸阪急始動【上】挑戦 阪急、念願の神戸再進出”. 神戸新聞 (神戸新聞社). (2019年10月7日). オリジナルの2019年10月8日時点におけるアーカイブ。 2019年10月17日閲覧。
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- ^ “『Rerere』 神戸が大好きなひとに「神戸の阪急」から贈るwebマガジン”. 2022年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月7日閲覧。
- ^ 神戸阪急 10月5日(水)オープン無印良品
- ^ “神戸阪急リモデルニュース(本館4階リニューアルオープン” (PDF). 2023年4月15日閲覧。
- ^ “親子そろってスヌーピーが大好き!ピーナッツファンのファミリーがスヌーピー愛を語る。(『Rerere』 神戸が大好きなひとに「神戸の阪急」から贈るwebマガジン)”. 2023年6月6日閲覧。
- ^ https://www.yurindo.co.jp/corporate/norm_info/11036/
- ^ “沿革”. 室町建物株式会社. 2020年8月30日閲覧。
- ^ 『2022年3月期決算補足資料』(pdf)(プレスリリース)エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社、2022年5月12日 。2023年3月6日閲覧。
- ^ 『2023年3月期決算補足資料』(pdf)(プレスリリース)エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社、2023年5月11日 。2023年3月6日閲覧。
神戸阪急(3代目)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 14:50 UTC 版)
2019年(令和元年)9月30日まで営業していたそごう神戸店を引き継いだ店舗。阪急百貨店ではあるが、阪神神戸三宮駅隣接の三宮阪神ビルをはじめとした複数の建物から構成されている。新館も存在する。百貨店直営の売場の他、そごう神戸店時代より引き続き、紀伊国屋書店、ロフトなどが入居している。 なお、1995年1月までは三宮阪急(初代神戸阪急)が阪急三宮駅(閉店当時)の神戸阪急ビルに入居しており、三宮では24年8ヶ月ぶりの再開店となる。また、2012年までは神戸ハーバーランドにて神戸阪急(2代目)が営業していた。ほかに、当店の向かいにかつて存在した三宮ターミナルビルへの進出計画を持ったこともある。 詳細は「神戸阪急」を参照
※この「神戸阪急(3代目)」の解説は、「阪急百貨店」の解説の一部です。
「神戸阪急(3代目)」を含む「阪急百貨店」の記事については、「阪急百貨店」の概要を参照ください。
神戸阪急(2代目)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 14:50 UTC 版)
詳細は「umie」を参照 1992年9月に街開きした神戸ハーバーランド内の店舗で、ダイエーや神戸モザイクと同時に1992年10月1日に開業した。開業当初の運営会社は同年4月に設立された子会社の株式会社神戸阪急だったが、2001年12月に営業の全てを阪急百貨店が引継いで株式会社神戸阪急は解散している。 1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の被害が神戸最大の商業中心地である三宮よりも少なかったため震災の約2カ月後に営業再開し、その直後は集客力がアップして売上が伸び、1995年3月期と1996年3月期の2年間だけは黒字となり、1996年3月期に売上高約259億円を上げた。 客層の変化などに対応するため2004年(平成16年)にベビー用品のアカチャンホンポを誘致したり、2005年(平成17年)のダイエーの撤退を受けて2006年(平成18年)2月1日にグループのスーパーマーケットの阪急オアシスを導入したり、2006年(平成18年)3月期に子供関連売場のエンターテインメント性強化などてこ入れを行ったが、2011年(平成23年)3月期の売上高が約89億円と落ち込んだことから、2012年(平成24年)9月末の賃借契約が切れる前の同年3月11日に閉店した。 当店の閉店に伴い、隣接して営業しているモザイクの運営会社タクトの株式40%全てを大家である三菱倉庫に譲渡して経営権も移行し、当地区から完全に撤退した。 店舗跡は隣接するHa・Re(ハレ)やモザイクと共に施設を所有する三菱倉庫などからイオンモールが受託して大型のショッピングセンターとして一体的に再開発し、2013年(平成25年)4月18日にumieとして開業した。
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