三国志小事典 |
祖茂
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初平二年(一九一)、祖茂は孫堅の梁城進出に随従したが、城の東方に布陣したとき董卓の大軍に包囲され、孫堅はわずか数十騎を率いて重囲を脱出した。董卓軍の騎兵が彼を追いかけて来たので、祖茂は孫堅が常用していた赤い幘(頭巾)をかぶり、敵をおびき寄せた。こうして孫堅は間道伝いに逃げ延びることができた。祖茂は敵に追い詰められると馬を下り、幘を墳墓の焼けぼっくいに引っかけ、自分は草むらのなかに身をひそめた。董卓の騎兵は赤い幘を遠くから眺め、幾重にも取り巻いたが、それが焼けぼっくいとわかると兵を退いた。 『演義』では字を大栄、呉郡富春県の人とし、このとき草むらから飛び出して敵将華雄に襲いかかったが、返り討ちに遭って殺されたことになっている。 |
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