祇王とは? わかりやすく解説

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ぎおう〔ギワウ〕【祇王/妓王】

読み方:ぎおう

[一]平家物語登場する人物京都白拍子平清盛寵愛(ちょうあい)を受けたが、のち、自分推挙した仏御前にその寵が移ったため、母・妹とともに尼となり、嵯峨(さが)往生院隠棲した。

[二]謡曲三番目物宝生金剛喜多流喜多流では「二人(ふたり)祇王」。平清盛をめぐる白拍子の祇王と仏御前葛藤(かっとう)を描く。


祇王

読み方:ギオウ(giou)

分野 謡曲

年代 成立年未詳

作者 作者未詳


妓王

(祇王 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/05 17:40 UTC 版)

妓王(ぎおう)は、『平家物語』に登場する白拍子。平家物語の諸本により表記は異なり、妓王は流布本や米沢本における表記である。ほかには祇王[注釈 1]義王[注釈 2]がある。原平家と呼ばれる古本には登場せず、13世紀中頃にその逸話が挿入されるようになったと見られている[1]。このため諸本によって挿入される箇所はまちまちである[1]


  1. ^ 南都本・高野本・源平盛衰記など
  2. ^ 延慶本・屋代本・百十二句本など
  1. ^ a b 渡辺貞麿 1988, p. 3.
  2. ^ a b c 中島伸男. “「平家物語」のヒロイン 白拍子「祇王」は実在したか”. 滋賀報知新聞. 2022年11月5日閲覧。
  3. ^ 高橋貞一 編「巻1・祇王」 『平家物語』 上、講談社、1972年、62-74頁。 
  4. ^ 渡辺貞麿 1988, p. 11-12.
  5. ^ 妓王・妓女の塔【築島寺(来迎寺)】”. ひょうごツーリズムガイド. ひょうごツーリズム協会. 2017年7月18日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年7月18日閲覧。


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祇王(ぎおう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/11 16:31 UTC 版)

源氏 (漫画)」の記事における「祇王(ぎおう)」の解説

祇王寺の主。元は京都都市きっての白拍子で、一時期清盛[弟]に愛された。祇王寺清盛[弟]の無事を祈っている。

※この「祇王(ぎおう)」の解説は、「源氏 (漫画)」の解説の一部です。
「祇王(ぎおう)」を含む「源氏 (漫画)」の記事については、「源氏 (漫画)」の概要を参照ください。

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