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こうぎょく かう― 0 【硬玉】
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ヒスイ輝石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/14 22:09 UTC 版)
(硬玉 から転送)
| ひすい輝石 | |
|---|---|
| 分類 | ケイ酸塩鉱物 |
| 化学式 | NaAlSi2O6 |
| 結晶系 | 単斜晶系 |
| へき開 | 二方向に完全 |
| モース硬度 | 7 |
| 光沢 | ガラス光沢 |
| 色 | 白色、淡緑色 |
| 条痕 | 白色 |
| 比重 | 3.3 |
| プロジェクト:鉱物 | |
ヒスイ輝石[1](ヒスイきせき、翡翠輝石、jadeite、ジェダイト、ジェイダイト)は輝石グループの鉱物。宝石として珍重されている翡翠のうちの「硬玉」である。本翡翠とも呼ばれる。
ナトリウムとアルミニウムを含む単斜輝石で、化学組成は NaAlSi2O6。Al が Fe3+ に置換したものがエジリン輝石、Cr3+ に置換したものがコスモクロア輝石(kosmochlor)。
純粋なものは白色だが、微量の鉄やクロムによって緑色、微量の鉄やチタンによって紫色になる。
変成岩に産する。
目次 |
概要
現在はミャンマーやロシア、グアテマラ、メキシコが主な産地であるひすい輝石だが、世界最古の産地は日本の可能性があるとする学者もいる[2]。その歴史は縄文時代に遡り[3]、日本海沿岸の古代国家の一つ「越」が翡翠を採掘、加工していたと記録されている。しかしながら、なぜか弥生時代から翡翠はいつしか採掘されなくなり、鉱床も放置された。
それから長い年月が過ぎたのち、昭和初期になって、かつての鉱床周辺(新潟県糸魚川市周辺など)にひすい輝石の産地が再発見された。
翡翠と呼ばれているものの歴史は古く、中でも中国の歴史では和田玉のような国産ネフライトで稀少価値が高いものが工芸品として広く使われ、ビルマ産(カチン州)のジェダイトは更に珍重されてきた。日本では翡翠はジェダイトとして、よく名前を知られている宝石ではあるが、本翡翠(翡翠輝石)は産出量が極めて少ないため高価で取引されている。
参考文献
- N. Morimoto (1989). “Nomenclature of pyroxenes” (PDF). Mineralogical Journal 14 (5): 198-221. ISSN 1881-4174. doi:10.2465/minerj.14.198.
- 森本信男 『造岩鉱物学』 東京大学出版会、1989年。ISBN 4-13-062123-8。
- 豊遙秋・青木正博 『検索入門 鉱物・岩石』 保育社、1996年。ISBN 4-586-31040-5。
- 松原聰 『日本の鉱物』 学習研究社〈フィールドベスト図鑑〉、2003年。ISBN 4-05-402013-5。
- 国立天文台編 『理科年表 平成20年』 丸善、2007年。ISBN 978-4-621-07902-7。
関連項目
- ^ 文部省編 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年。ISBN 4-8181-8401-2。
- ^ 堀秀道著 『楽しい鉱物図鑑』 草思社、1992年。ISBN 4-7942-0483-3。
- ^ 硬玉の利用は縄文時代前期末から始まる。北海道から沖縄まで流通している。日本における硬玉の露頭産地は、新潟県糸魚川と青海川上流の二カ所のみである。富山県境の境A遺跡(富山県朝日町)は、硬玉原石の集散地であり、加工を行っていた拠点集落で、数千点にもおよぶ原石、加工途中の未製品が出土している。完成品は交易で他所へ運ばれたらしく余り出土していない。原田昌幸「石棒、玉類などの分布からみた交易」(独立行政法人文化財研究所・奈良文化財研究所監修『日本の考古学 -ドイツで開催された「曙光の時代」展』小学館 2005年)67-68ページ
- 1 ヒスイ輝石の概要
- 2 外部リンク
「硬玉」の用例一覧
文化財及び文化協力に関する日本国と大韓民国との間の協定 (Wikisource)
(39) 金 環 1 (40) 銅 環 1 (41) 水晶製勾玉 1 (42) 硬玉製勾玉 2 (43) 水晶製管玉 1 (44) 碧玉製管玉 2 (45) 銅製馬鐸 1 (46) 銅製鈴 1 (47...
ja.wikisource.org/wiki/文化財及び文化協力に関する日本国と大韓民国との間の協定
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