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さてつ 0 【砂鉄】

岩石中の磁鉄鉱風化伴って分離され、堆積したもの。鉄・チタン原料近代製鉄業発達するまで、たたら吹き製鉄の重要な原料だった。
「砂鉄」に似た言葉
鉱石  



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砂鉄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/09/29 08:18 UTC 版)

砂鉄
磁石に引き寄せられる砂鉄

砂鉄(さてつ、iron sand)は、岩石中に含まれる磁鉄鉱等が風化の過程で母岩から分離し、運搬過程で淘汰集積したもの。

主に磁鉄鉱チタン鉄鉱よりなる。黒色四酸化三鉄)を呈し、時々褐色酸化第二鉄[要出典]がかっている。磁鉄鉱を含むため、磁石に吸いつく。

風化、堆積の過程の違いにより、残留鉱床あるいは漂砂鉱床をなす。漂砂鉱床は海岸あるいは川岸など平坦地に堆積したものである。中国地方に産するものは主に山砂鉄で、残留鉱床である[1]

古くは製鉄の主原料であった。現在はその地位を鉄鉱石に譲ったとはいえ、日本刀など、たたら吹きによって製鉄される玉鋼(たまはがね)の製作においては、現在でも欠かせない材料である。 ただし、不純物のチタンのため高炉による製鉄には不向きである。かつて製鉄所などで、原料の国産化を図るため高炉で製鉄する実験が行われたが、出銑口に詰まりが多発し、近代製鉄原料には不向きなことが知られている。

日本では太平洋岸よりも日本海岸の方が良質の砂鉄が採れるとされる。


  1. ^ 『化学大辞典』 共立出版、1993年
  2. ^ 『アルペンガイド 中国・四国の山』 山と渓谷社、1998年


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