石淵ダムとは? わかりやすく解説

石淵ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/25 10:06 UTC 版)

石淵ダム(いしぶちダム)は、岩手県奥州市一級河川北上川水系胆沢(いさわ)川に建設されたダムである。


注釈

  1. ^ 撮影地点は通常一般の立入が禁止されているが、管理者の立入許可を得て撮影。
  2. ^ 北上川水系上流部の治水計画を定める上で重要な水量基準観測点となっている。
  3. ^ 現在の独立行政法人土木研究所
  4. ^ 岩木川支流の浅瀬石川に沖浦ダムの建設を1934年より開始。
  5. ^ 綾川本流に長柄ダムの建設を1935年(昭和10年)より開始。
  6. ^ 錦川本流に向道ダムの建設を1938年(昭和13年)より開始し、1940年(昭和15年)に日本初の多目的ダムとして完成する。
  7. ^ 相模川本流に相模ダムの建設を1939年(昭和14年)より開始。
  8. ^ 四十四田ダムの完成と中和事業の実施により現在はpH7程度まで回復し、酸性河川ではなくなっている。
  9. ^ 後の国土交通省。
  10. ^ 現在の文部科学省
  11. ^ 国土交通省東北地方整備局の前々身。
  12. ^ 撮影地点は通常一般人の立入が禁止されているが、管理者の立入許可を得て撮影。
  13. ^ 保安帽の着用が徹底されるようになったのは天竜川佐久間ダム工事現場からである。詳細は佐久間ダム#施工を参照。
  14. ^ 撮影地点は通常一般人の立入が禁止されているが、管理者の立入許可を得て撮影。
  15. ^ 撮影地点は通常一般人の立入が禁止されているが、管理者の立入許可を得て撮影。
  16. ^ 北上川以外の指定水系は最上川、鳴瀬川・江合川、利根川、信濃川常願寺川、木曽川、淀川、吉野川筑後川
  17. ^ 2006年11月に策定された北上川水系河川整備基本方針により、現在のピーク時基本高水流量は毎秒1万3600立方メートルに定められている。
  18. ^ 2006年11月に策定された北上川水系河川整備基本方針により、狐禅寺地点の調節流量を毎秒8,500立方メートルに定めている。五大ダムなど上流ダム群の完成や一関遊水地の拡張、堤防・河道整備の進展により見直された。
  19. ^ この場合の堰は河川を横断する構造物ではなく、用水路の意味で使われる。
  20. ^ 良質な史料では実在が確認されていない。
  21. ^ 盛信・重信・盛定・盛信・盛連の五代。初代と四代は同名。会津蘆名氏の一族で伊達氏に仕えた。
  22. ^ 現在の農林水産省
  23. ^ 現在は電源開発促進法廃止により民営化された。
  24. ^ 高さ14.8メートル。河川法におけるダムの定義である「15メートル以上」に20センチメートル足らず、堰の扱いである。
  25. ^ 石淵ダムは特定多目的ダム法が制定された1957年以前に完成しているため、国土交通省直轄ダムではあるが特定多目的ダムには該当しない。田瀬ダムも同様である。

出典

  1. ^ a b c d e 『石淵ダム』p.1
  2. ^ a b c 『ダム便覧』石淵ダム2011年11月5日閲覧
  3. ^ a b 『石淵ダム』p.7
  4. ^ a b 『北上川百十年史』p.441
  5. ^ 『北上川ダム統合管理事務所管理概要 2011』p.2
  6. ^ 『北上川ダム統合管理事務所管理概要 2011』p.6
  7. ^ 『日本の多目的ダム 直轄編 1990年版』p.61
  8. ^ 『北上川ダム統合管理事務所管理概要 2011』p.22
  9. ^ 『北上川ダム統合管理事務所管理概要 2011』p.12
  10. ^ a b c d 『日本の多目的ダム 直轄編 1990年版』p.178
  11. ^ 『湖水を拓く』p.12
  12. ^ a b 『湖水を拓く』p.13
  13. ^ 『湖水を拓く』p.53
  14. ^ 『湖水を拓く』p.14
  15. ^ 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
  16. ^ a b 『北上川百十年史』p.430
  17. ^ 『北上川百十年史』pp.431-432
  18. ^ 宇津徳治『地震学』(3版)共立出版、2001年、86頁。ISBN 9784320046375 
  19. ^ 『北上川百十年史』pp.439-440
  20. ^ 『湖水を拓く』pp.51-52
  21. ^ 『ダム便覧』小渕防災溜池2011年11月6日閲覧
  22. ^ 『ダム便覧』ダム事典 - CFRD2011年11月6日閲覧
  23. ^ 『ダム便覧』苫田鞍部ダム2011年11月6日閲覧
  24. ^ 『2008年岩手・宮城内陸地震によるダムの被害調査報告』PDF2011年11月6日閲覧
  25. ^ 『地震復旧情報(終報)』PDF2011年11月6日閲覧
  26. ^ 『東日本大震災調査報告 2.8ダム ダムの臨時点検結果の概要と主要被害状況について』PDF2011年11月6日閲覧
  27. ^ 土木学会 令和3年度選奨土木遺産 北上川上流総合開発ダム群”. www.jsce.or.jp. 2022年6月9日閲覧。
  28. ^ 『カスリン・アイオン台風から60年!』2011年11月6日閲覧
  29. ^ 『北上川上流改訂改修計画』pp.2-3
  30. ^ a b 『石淵ダム』p.5
  31. ^ 『いさわの大地』pp.1-4
  32. ^ 『扇頂の湖水誕生物語』pp.21-26
  33. ^ 『石淵ダム』pp.7-8
  34. ^ 『石淵ダム』p.8
  35. ^ 『電発30年史』p.472
  36. ^ 『企業局のあゆみ』2011年11月6日閲覧
  37. ^ 『電発30年史』p.78
  38. ^ 岩手県企業局胆沢第二発電所2011年11月6日閲覧
  39. ^ 『日本の多目的ダム 1963年版』p.82
  40. ^ a b c 『胆沢ダム事業概要』p.2
  41. ^ 『日本の多目的ダム 直轄編 1990年版』p.188
  42. ^ 『胆沢ダム事業概要』pp.5-7
  43. ^ 『河川開発』第60号 p.98
  44. ^ 『ダム事業再評価 胆沢ダム建設事業説明資料』PDF2011年11月7日閲覧
  45. ^ 『胆沢ダム事業概要』pp.18-19
  46. ^ 『胆沢ダム事業概要』pp.24-25
  47. ^ 『湖水を拓く』p.15
  48. ^ 『胆沢ダム事業概要』裏表紙
  49. ^ 胆江地区時刻表目次2011年11月7日閲覧



石淵ダム

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北上特定地域総合開発計画」の記事における「石淵ダム」の解説

石淵ダムについては1953年6月30日完成した。このダム日本最初に施工開始されロックフィルダムであり、コンクリート上流部舗装してをさえぎる「コンクリートフェイシングフィルダム」(コンクリート表面遮水壁型フィルダム)という日本国内で四基しか存在しない珍しいタイプダムである。洪水調節奥州市扇状地8,498ヘクタールへのかんがい用水補給のほか、電源開発による胆沢第一14,600キロワット)・岩手県企業局による胆沢第二(5,500キロワット)の二発電所による水力発電を行う。下流には取水ダムである若柳ダム(高さ14.80メートル河川法では堰扱い)があり、同ダム通して発電されたあと胆沢川農地供給している。

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「石淵ダム」を含む「北上特定地域総合開発計画」の記事については、「北上特定地域総合開発計画」の概要を参照ください。

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