瞬間回転中心とは? わかりやすく解説

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瞬間回転中心(サスペンション)

英語 instantaneous center of rotation

2本のリンクで結合され物体運動するとき、その物体はリンクの規制によってある仮想点を中心に回転していると考えられ、この仮想点を瞬間回転中心という。機構学的に求められる通常、この点は固定したものではなく時々刻々変化するため、瞬間名がある。この概念は、クルマ車体対す車輪挙動明らかにし、ロールセンターや、アンチダイブアンチリフトジオメトリーなどのサスペンション特性説明用いられる例えば、ダブルウイッシュボーンにおいて、上下リンクの延長上の交点が車輸の瞬間回転中心となり、左右輪における、この点とタイヤ接地点とを結んだ線の交点ロールセンターとなる。仮想点であるため、実空間外に最適ポイント設定できる可能性がある。

参照 ロールセンター、アンチダイブジオメトリー、ダブルウイッシュボーン式サスペンション
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。



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