真筆とは? わかりやすく解説

しん‐ぴつ【真筆】

読み方:しんぴつ

その人本当に書いた筆跡真跡。「空海の—」⇔偽筆


直筆

(真筆 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/19 09:27 UTC 版)

直筆(じきひつ[注釈 1])とは、手書きの文字などにおいて、ある特定の個人が直接書いたものである事を指す言葉。


注釈

  1. ^ 「ちょくひつ」と読むと別の意味の言葉になってしまうため、誤用に注意(書法#直筆を参照)。

出典

  1. ^ a b Josh Lauer (2007) Traces of the Real: Autographomania and the Cult of the Signers in Nineteenth-Century America, Text and Performance Quarterly, 27:2, 143-163, doi:10.1080/10462930701251207
  2. ^ Collecting Manuscripts: By Private Collectors In Library Trends 05 (3) Winter 1957: Manuscripts and Archives: 330-336
  3. ^ Herbert Cahoon Literary manuscripts and Autographs (1961)
  4. ^ The Lives of the Autograph Collectors 2013


「直筆」の続きの解説一覧

真筆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 15:43 UTC 版)

百六箇抄」の記事における「真筆」の解説

北山本門寺にあったとされる百六箇抄の真筆は紛失したとされており、西山本門寺との反目の際、武田勝頼家臣理不尽な振る舞いによって重宝奪い去られ、後に返却され時には血脈抄等がなくなっていたとされている。その時の「本尊己下還往の目録」に「百六箇、旅泊辛労書、三大秘法書、本門宗要抄、本因妙抄は御本紛失写(うつし)のみ御座候」との記録がある。

※この「真筆」の解説は、「百六箇抄」の解説の一部です。
「真筆」を含む「百六箇抄」の記事については、「百六箇抄」の概要を参照ください。


真筆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 09:54 UTC 版)

王羲之」の記事における「真筆」の解説

唐の太宗李世民)は王羲之の書を愛し真行290紙・草2000紙を収集した死去当たって蘭亭序』を自らの陵墓である昭陵副葬させたと言われている。その後戦乱経て王羲之の真筆は全て失われた考えられている。現在、王羲之の書とされているものも、唐代以降模写したものと、石版木板模刻して制作した拓本のみであるとされている。『快時晴帖』は、古く唯一の真筆と考えられており、清の乾隆帝はこの書を愛し、自ら筆を持ち「神」記した。しかし現在では『喪乱帖』などと同様に精密な双鉤塡墨の手法による模写本であるとされている。

※この「真筆」の解説は、「王羲之」の解説の一部です。
「真筆」を含む「王羲之」の記事については、「王羲之」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「真筆」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「真筆」の例文・使い方・用例・文例

  • これは真筆ですか, それとも偽筆ですか.
  • この書は真筆か偽筆
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「真筆」の関連用語

真筆のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



真筆のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの直筆 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの百六箇抄 (改訂履歴)、王羲之 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS