真秀とは? わかりやすく解説

ま‐ほ【真秀/真面】

読み方:まほ

[名・形動ナリ

よく整って十分なこと。完全なこと。また、そのさま。和歌では多く真帆」に掛けて使われる。⇔偏(かたほ)。

しなてるや(にほ)の湖に漕ぐ舟の—ならねども逢ひ見しものを」〈源・早蕨

正面から向きあうこと。また、そのさま。

いとほしとおぼせば、—にも向かひ給はず」〈源・初音

正式であること。また、そのさま。

「—のくはしき日記にはあらず」〈源・絵合

直接であること。また、そのさま。うちつけ

さすがに—にはあらで、そそのかしきこえて」〈源・真木柱


真秀

読み方:マホmaho

十分であること


真秀(まほ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 15:07 UTC 版)

銀の海 金の大地」の記事における「真秀(まほ)」の解説

「真秀の章」の主人公息長一族治め淡海の国野洲の邑(やすのむら)に暮らす14歳少女。「和邇首長日子坐婢女はしため)に生ませた娘」として息長預けられ育った。邑びとからは「ヨソ者」として邪険にあつかわれ、真秀本人も強い疎外感抱いている。そのぶん家族何よりも大切に思い必死守ろうとして常に気を張っている。病気寝たきりの母と、目が見えず耳も聞こえない兄を養うために、幼少の頃から大人混じって働いてきた。負けん気強く人前弱音を口にすることのできない性格。しかし本音では自分たち母子が邑びとに受け入れられない事を非常につらく感じており、「家族の他に、たったひとりでいい。同族がほしい」と自分同胞強く求めている。とある出来事から、母が大和佐保一族出自知り佐保憧憬を抱くようになる

※この「真秀(まほ)」の解説は、「銀の海 金の大地」の解説の一部です。
「真秀(まほ)」を含む「銀の海 金の大地」の記事については、「銀の海 金の大地」の概要を参照ください。

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