ま‐ほ【真▽秀/真▽面】
真秀(まほ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 15:07 UTC 版)
「真秀の章」の主人公。息長一族が治める淡海の国、野洲の邑(やすのむら)に暮らす14歳の少女。「和邇の首長・日子坐が婢女(はしため)に生ませた娘」として息長に預けられて育った。邑びとからは「ヨソ者」として邪険にあつかわれ、真秀本人も強い疎外感を抱いている。そのぶん、家族を何よりも大切に思い、必死で守ろうとして常に気を張っている。病気で寝たきりの母と、目が見えず耳も聞こえない兄を養うために、幼少の頃から大人に混じって働いてきた。負けん気が強く、人前で弱音を口にすることのできない性格。しかし本音では自分たち母子が邑びとに受け入れられない事を非常につらく感じており、「家族の他に、たったひとりでいい。同族がほしい」と自分の同胞を強く求めている。とある出来事から、母が大和の佐保一族の出自と知り、佐保に憧憬を抱くようになる。
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