白隠慧鶴とは? わかりやすく解説

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はくいん‐えかく〔‐ヱカク〕【白隠慧鶴】

読み方:はくいんえかく

[1686〜1769]江戸中期の僧。臨済宗中興の祖駿河の人。号、勅諡号(ちょくしごう)、神機独妙禅師正宗国師信濃飯山正受庵道鏡慧端の法を嗣(つ)ぎ、故郷松陰寺住持した。京都妙心寺第一座ともなったが、のち、諸国遊歴し、禅の民衆化革新遂行詩文禅画よくした。著「夜船閑話」「遠羅天釜(おらてがま)」など。


白隠慧鶴

読み方はくいん えかく

江戸中期臨済宗の僧。駿河生。勅謚は初め神機独妙禅師、のち正宗国師15才松蔭寺単嶺祖伝に就いて出家慧鶴称する。のち美濃瑞雲寺馬翁宗春、伊予正宗寺逸禅、越後の英岩寺性徹らの門を歴参。享保3年妙心寺第一座となる。東嶺円慈遂翁元盧らを育て臨済禅中興成し遂げ、よく民衆に禅を広めた明和5年(1768)寂、84才。

白隠慧鶴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/03 09:02 UTC 版)

白隠慧鶴(はくいん えかく、1686年1月19日貞享2年12月25日) - 1769年1月18日明和5年12月11日))は、臨済宗中興の祖と称される江戸中期禅僧は神機独妙禅師、正宗国師。


  1. ^ 『白隠慧鶴禅師250年遠諱記念 すたすた坊主のくるときは』臨済宗妙心寺派教化センター編集発行 多感な岩次郎、悩みながらの修行 多田曹渓著 16p18p
  2. ^ a b 高橋紳吾『超能力と霊能者』1997年、岩波書店、58-62頁。
  3. ^ 秋月龍珉『白隠禅師』河出書房新社、2013年
  4. ^ ユーモラスで深いメッセージが込められた、白隠の書画に注目! 「白隠展 HAKUIN 禅画に込められたメッセージ」 - OZmall 2012年12月23日
  5. ^ 佐藤康宏「江戸美術の畸人たち」、『美術史論叢』東京大学大学院人文社会系研究科・文学部美術史研究室、24号、2008年 22-23頁。
  6. ^ 石川九楊 「書ならざる書 白隠「巌頭和尚語」」『日本書史』 名古屋大学出版会、2001年、495-501頁。ISBN 4-8158-0405-2
  7. ^ 「季刊 禅画報 特集白隠 5号」千眞工藝発行 1988 18-19p
  8. ^ 『臨済宗黄檗宗 宗学概論』臨済禅師1150年白隠禅師250年遠諱記念刊行 臨済宗黄檗宗連合各派合議所発行 禅文化研究所制作 2016年4月
  9. ^ 能仁晃道編『白隠門下逸話選』禅文化研究所、2000年。
  10. ^ 訳注は、鎌田茂雄『日本の禅語録 第19巻 白隠』(講談社、1977年、新装版1994年)。他に遠羅天釜・薮柑子を収録


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