白川線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/27 06:51 UTC 版)
白川線 | |
---|---|
基本情報 | |
起点 | 長芳駅 |
終点 | 銀ビッ駅 |
駅数 | 11 |
運営者 | 朝鮮民主主義人民共和国鉄道省 |
路線諸元 | |
路線距離 | 64.4 km |
軌間 | 1,435 mm |
線路数 | 単線 |
電化方式 | 長芳駅~青丹駅(直流3000V) |
白川線 | |
---|---|
各種表記 | |
チョソングル: | 배천선 |
漢字: | 白川線 |
発音: | ペチョンソン |
日本語読み: | はくせんせん |
英語: | Paechon Line |
白川線(ペチョンせん)は、朝鮮民主主義人民共和国黄海南道海州市にある長芳駅から白川郡にある銀ビッ駅までを結ぶ鉄道路線である。
概要
日本統治時代に建設された土海線を原型としている。1931年12月21日朝鮮鉄道黄海線として東海州 - 延安間が開業し、その軌間は762mmであった[1]。翌年9月1日に土城 - 延安間が開業。1933年7月1日東海州 - 海州間の開通と共に現在の区間が完成された。
1944年4月1日この路線は国有化され、朝鮮総督府鉄道所属土海線となった[2]。終戦後この路線は38度線以南に位置するため、朝鮮戦争勃発前は大韓民国の鉄道であった。当時旅客列車は土城駅から青丹駅まで運行されていた。[3]
朝鮮戦争休戦後、土海線は朝鮮民主主義人民共和国の鉄道路線に属することになった。本線は標準軌に改軌されたが、礼成江鉄橋を含む白川駅 - 開豊駅間は復旧することなく廃止されている。路線名は白川線と改称し、新たに白川駅 - 銀ビッ駅間が建設された。
駅一覧
- 駅所在地は全線黄海南道内。
駅名 | 駅間キロ (km) | 長芳 からの 累計キロ (km) | 接続路線 | 所在地 | 線籍上の路線名 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
日本語 | 朝鮮語 | 英語 | |||||
海州青年駅 (海州駅) | 해주청년역 (해주역) | Haeju Ch'ŏngnyŏn (Haeju) | 0.0 | -2.3 | 北朝鮮鉄道省:甕津線 | 海州市 | ※ |
長芳駅 (東海州駅) | 장방역 (동해주역) | Changbang (Tonghaeju) | 2.3 | 0.0 | 北朝鮮鉄道省:黄海青年線 | ||
白川線 | |||||||
葛山駅 (泉決駅) | 갈산역 (천결역) | Kalsan (Ch'ŏngyŏl) | 11.5 | 11.5 | 青丹郡 | ||
青丹駅 | 청단역 | Ch'ŏngdan | 9.0 | 20.5 | |||
天台駅 | 천태역 | Ch'ŏnt'ae | 8.2 | 28.7 | 延安郡 | ||
楓川駅 | 풍천역 | P'ungch'ŏn | 5.0 | 33.7 | |||
梧玄駅 (鳳西駅) | 오현역 (봉서역) | Ohyŏn (Pongsŏ) | 5.7 | 39.4 | |||
延安駅 | 연안역 | Yŏnan | 5.7 | 45.1 | |||
温井駅 (延安温泉駅) | 온정역 (연안온천역) | Onjŏng (Yŏnan Onch'ŏn) | 5.5 | 50.6 | 白川郡 | ||
紅峴駅 | 홍현역 | Honghyŏn | 7.6 | 58.2 | |||
白川駅 (白川温泉駅) | 배천역 (배천온천역) | Paech'ŏn (Paech'ŏn Onch'ŏn) | 4.3 | 62.5 | |||
銀ビッ駅 | 은빛역 | Ŭnbit | 1.9 | 64.4 |
廃止区間
白川温泉駅(배천온천역)(長芳起点62.0km、開豊起点17.2km、現・白川駅) - 星湖駅(성호역)(長芳起点67.0km、開豊起点12.2km) - 礼成江駅(예성강역)(長芳起点72.3km、開豊起点6.9km) - 土城駅(토성역)(長芳起点79.2km、開豊起点0.0km、現・開豊駅、平釜線(旧・京義線)に接続)
廃駅
- 迎陽駅(영양역) - 長芳駅と葛山駅との間に存在した。廃止当時は黄海道碧城郡で北緯38度線以北に位置していた。現在黄海青年線の上に位置している。(開豊起点74.3km)[4]
- 来城駅(내성역) - 葛山駅と青丹駅との間に存在した。廃止当時は黄海道碧城郡で北緯38度線以南に位置していた。(開豊起点62.9km)
- 深桂駅(심계역) - 青丹駅と天台駅との間に存在した。廃止当時は黄海道延白郡で北緯38度線以南に位置していた。(開豊起点55.2km)
- 無仇駅(무구역) - 温井駅と紅峴駅との間に存在した。廃止当時は黄海道延白郡で北緯38度線以南に位置していた。(開豊起点24.6km)
廃止された支線
- 徳達支線
- 青丹駅 - 花陽駅(화양역) - 徳達駅(덕달역)
参考資料
- 国分隼人(2007年). 『将軍様の鉄道 北朝鮮鉄道事情』, 新潮社. ISBN 9784103037316
- 鉄道省編, 『鉄道停車場一覧. 昭和9年12月15日現在』, 1934, p445〜446.
関連項目
- 朝鮮民主主義人民共和国の鉄道
- 朝鮮総督府鉄道(鮮鉄)
- 朝鮮鉄道黄海線
脚注
- ^ 朝鮮総督府官報 昭和第1492号, 1931年12月26日
- ^ 朝鮮総督府官報 昭和第5143号, 1944年3月29日
- ^ 百年の鉄道旅行ー北緯38度線の狀況
- ^ 百年の鉄道旅行ー海州市地図
白川線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 07:34 UTC 版)
55 四条河原町 - (←三条京阪前、河原町御池→) - 川端丸太町 - 出町柳駅前 - 銀閣寺道 - 修学院道 - 松ヶ崎海尻町(松ヶ崎駅) - 左京区総合庁舎前 - 高野車庫2005年5月16日:路線を新設。 2006年10月1日:ダイヤ改正(減便)。 2011年5月7日:ダイヤ改正(減便)。 2012年5月1日:路線を廃止。 嵐山営業所と共管していた。 2005年5月16日に新設され、京都バスの中でも比較的新しい路線であった。市営バス5号系統が京都市営地下鉄烏丸線全線開業に伴って減便された後、松ヶ崎海尻町(松ヶ崎駅)を起点に新設され、四条河原町まで運行されていた。 本系統は、松ヶ崎海尻町(松ヶ崎駅) - 三条京阪前までは渋滞が少ない道路を経由して運行されていたため、この区間での定時性は高かった。しかし、三条京阪前 - 四条京阪前 - 四条河原町間は渋滞に巻き込まれることが多かった。系統新設時には1時間あたり3〜5本の運行であったが、2006年10月1日からは1時間あたり2本程度に減便された。さらに2011年5月6日からは平日の一部の時間帯および土曜、休日は毎時1本に減便された。同時に、左京区総合庁舎前を経由して高野車庫まで延伸された。 なお、四条通・三条通周辺は、三条京阪を起終点とする岩倉線・花園線や市営バス各路線とは逆の経路で運行していた。
※この「白川線」の解説は、「京都バス高野営業所」の解説の一部です。
「白川線」を含む「京都バス高野営業所」の記事については、「京都バス高野営業所」の概要を参照ください。
白川線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 09:29 UTC 版)
「高崎市内循環バスぐるりん」の記事における「白川線」の解説
群馬バス箕郷営業所 - とりせん箕郷店 - 下芝区 - 白川団地 - 和田山北 - 箕郷温泉まねきの湯 - 箕輪郵便局前 - 群馬バス箕郷営業所系統番号: →方向が27(下芝区先回り)、←方向が28(箕輪郵便局先回り) 群馬バスが受託。火曜・水曜のみ運転、白川団地~和田山北間は自由乗降区間(平成26年4月1日より)。 一部区間で、スクール対応の系統あり。
※この「白川線」の解説は、「高崎市内循環バスぐるりん」の解説の一部です。
「白川線」を含む「高崎市内循環バスぐるりん」の記事については、「高崎市内循環バスぐるりん」の概要を参照ください。
- 白川線のページへのリンク