症例対照研究、ケースコントロール研究、症例対照試験
症例対照研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/05 11:02 UTC 版)
症例対照研究(しょうれいたいしょうけんきゅう、case-control study)とは、分析疫学における手法の1つである。疾病に罹患した集団を対象に、曝露要因を観察調査する。次に、その対照として罹患していない集団についても同様に、特定の要因への曝露状況を調査する。以上の2集団を比較することで、要因と疾病の関連を評価する研究手法。ケースコントロール研究、患者対照研究、結果対照研究とも訳される。
|
- ^ “SUNY Downstate EBM Tutorial”. library.downstate.edu. 2015年9月3日閲覧。
- ^ Mitchell H.Katz Study Design and Statistical Analysis: A Practical Guide for Clinicians, Cambridge University Press,ISBN 978-0521534079、2006.(邦訳 本多正幸 /中村洋一/橋本明生浩/中野正孝 訳 臨床研究のための統計実践ガイド EDIXi出版部 2011
- ^ 増山元三郎 編『サリドマイド―科学者の証言―』東京大学出版会,1971
- ^ 柴田義貞 サリドマイド 日本計量生物学会ニュースレター第 103 号 2010.
- 1 症例対照研究とは
- 2 症例対照研究の概要
- 3 参考文献
症例対照研究(case-control study)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 15:53 UTC 版)
「臨床研究」の記事における「症例対照研究(case-control study)」の解説
疾病やイベントを生じたグループと、生じなかったグループのそれぞれについて、投薬や有害物質への曝露などの背景因子の存在割合を調べて比較する。曝露と結果の関連の強さをオッズ比として定量的に評価でき、結果の発生確率が低いと仮定できる場合にはオッズ比を相対危険度の近似値として解釈することができる。
※この「症例対照研究(case-control study)」の解説は、「臨床研究」の解説の一部です。
「症例対照研究(case-control study)」を含む「臨床研究」の記事については、「臨床研究」の概要を参照ください。
- 症例対照研究のページへのリンク