略縁起とは? わかりやすく解説

略縁起

読み方:リャクエンギ(ryakuengi)

初演 宝永1.1(大坂片岡座)


略縁起

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 14:31 UTC 版)

千葉神社」の記事における「略縁起」の解説

千葉氏守護神である北辰妙見尊星王妙見菩薩)を本尊とする寺院千葉妙見宮)として建立され千葉氏の祖平忠常の子覚算大僧正によって伽藍整備されたと伝えられる以降千葉宗家のみならず千葉氏一族信仰篤く千葉氏宗家元服代々この寺で行われたまた、千葉常胤案内で同寺を参拝した事で知られる源頼朝からも手厚く保護されていた。 千葉妙見宮には本来、妙見菩薩とともに1181年養和元年)に千葉常胤によって鶴岡八幡宮から勧請された八幡神祀られていた。当初八幡神弓箭神とし、妙見菩薩鎮守産土神農耕神的な役割担っていたが、千葉氏一族多数連座した宝治合戦一族動揺した時期13世紀中期)に一族団結維持するために従来八幡神代えて千葉氏含めた房総平氏において独自の篤い信仰受けていた妙見菩薩弓箭神の要素加えて千葉氏妙見菩薩庇護された存在であることを強調する妙見説話”が形成された。その集大成が『源平闘諍録』であり、後世千葉妙見宮千葉神社)を描いた縁起絵巻にも反映されている。現在も末社1つ八幡神社があるのはその名残である。 1591年天正19年徳川家康関東入部し、この寺を参詣して寺領安堵ならびに太刀一振寄進したとされ、同時に朱印地200石と十万石の格式与えられた。 江戸時代には北斗山金剛授寺尊光院と称する真言宗寺院であったが、明治初年神仏分離によって神社となり、本尊祭神改められた。ただし、妙見菩薩天之御中主大神長年神仏習合によって同一みなされてきた経緯があり、今日でも同社日本有数の「妙見信仰」の中心とされてきている事には変わりがない。

※この「略縁起」の解説は、「千葉神社」の解説の一部です。
「略縁起」を含む「千葉神社」の記事については、「千葉神社」の概要を参照ください。


略縁起

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/25 02:37 UTC 版)

小山善光寺」の記事における「略縁起」の解説

天正年間まで城山古墳後円部外側接す小字名善光寺屋敷といわれる位置にあったが、天正年間織田信長河内小山城攻めの折、小山城と共に戦火をうける。堂舎焼失後、西誉宗珍によって慶長年間江戸時代初期になって現在地移転再建される小山善光寺南面無量壽院善光寺称し本田善光伝説持っているその内容としては、推古天皇御代使主東人(オカオミアズマビト)本田善光信州帰国する途中難波の堀江一光三尊仏拾ってこれを背負って小山の里の隆聖法師の庵に宿泊した法師はその仏像をまつらせてほしいと善光所望したが一体しかないので二人で三日三晩にわたり念仏したところ第三日目一光三尊仏が二体になったので隆聖法師はその一体を入手して本尊とし河内小山一寺建立した本田善光は他の一体を背負って信濃帰り信濃の善光寺本尊とした。日本最初に建立されたので日本最初善光寺称するようになった

※この「略縁起」の解説は、「小山善光寺」の解説の一部です。
「略縁起」を含む「小山善光寺」の記事については、「小山善光寺」の概要を参照ください。


略縁起

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 06:20 UTC 版)

本田善光」の記事における「略縁起」の解説

欽明天皇13年552年一説538年とも)、百済朝鮮半島南西部)の聖王聖明王)が献上した天竺月蓋長者造仏阿弥陀如来像が、疫病流行のために物部氏によって難波の堀江現在の大阪とも奈良県明日香村とも)に捨てられた。 推古天皇8年600年)、上洛していた本田善光がそこを通りかかるとその阿弥陀如来像(のちに長野市善光寺古来から絶対秘仏として伝わる本尊となる)が水中から出現して背に乗った信濃戻り家に安置しその後阿弥陀如来の霊告で、信濃水内郡芋井郷(現在の長野市)に移座し如来堂建立して祀ったという。

※この「略縁起」の解説は、「本田善光」の解説の一部です。
「略縁起」を含む「本田善光」の記事については、「本田善光」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「略縁起」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「略縁起」の関連用語

略縁起のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



略縁起のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの千葉神社 (改訂履歴)、小山善光寺 (改訂履歴)、本田善光 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS