略帽とは? わかりやすく解説

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りゃく‐ぼう【略帽】

読み方:りゃくぼう

略式帽子

軍隊で、戦闘・訓練場合などに用いた帽子戦闘帽。戦帽。


略帽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 18:44 UTC 版)

軍服 (ドイツ国防軍海軍)」の記事における「略帽」の解説

海軍の略帽は1940年導入され水兵帽に取って代わった。海軍略帽は海軍紺色であり、海軍金色鷲章国家色の円形章コカルデ)が付く。またUボート乗員の略帽には戦隊、およびパーソナル・マーク模してバッジ付けられる。 略帽を被るU-129付き軍医大尉アルミン・ヴァンデル

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略帽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 17:00 UTC 版)

制服 (ナチス親衛隊)」の記事における「略帽」の解説

制帽代わりに用いられた略帽である。正式名称クラッシュキャップ同じく野戦帽(Feldmütze)である。船のような形なので「小舟(Schiffchen)」という愛称があった。日本では一般に略帽と呼ばれている。 SS最初に略帽が制定されたのは1934年だった。特務部隊下士官兵士用にアースグレーの野戦服用制定された。1935年には黒服用の黒い略帽も登場した。こちらはクレッツヒェン代わるものとしての導入であったその後、アースブラウン野戦服やフィールドグレー野戦服用の同じ色の略帽も登場した。これらの略帽は折り返し部分前部えぐったような陸軍の略帽に似た形状である。正面浮彫髑髏入ったボタンがついており(このボタン1935年定められた。それ以前無地石目柄)、左側面部分に鷲章入っていた。1939年末に兵科色SS導入される陸軍同様に略帽の前部山型パイピング(Soutache)を付けようになった1940年からは新型略帽が導入された。こちらの略帽は空軍の略帽のような流れ形状であり、鷲章ボタンではない髑髏帽章正面につけた1943年以降下記規格野戦に取って代わられた。 黒略帽をかぶるSS兵たち(1936年ベルリンオリンピック陸軍型略帽(エルンスト・ヘウスラーSS少佐空軍型略帽 空軍型略帽(左) 空軍型略帽 空軍型略帽の側面

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略帽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 15:21 UTC 版)

軍服 (大日本帝国陸軍)」の記事における「略帽」の解説

将校准士官略帽を着用した陸軍中将安達二十三 将校准士官略帽 将校准士官略帽を着用した見習士官たる陸軍曹長小野田寛郎 略帽を着用した将兵 略帽を着用した下士官兵 従来試験されており、事実上制式に近い存在として部隊支給され広く用いられていた戦帽が略帽として制式制定された。なお、軍帽儀式外出常勤演習などで従来通り使用される鉄帽の下に被っても邪魔にならないよう、目庇は45mmと短いものとなった一般将校准士官下士官兵横幅26mmの星章台地について規定はない)、「近衛称呼冠する近衛師団軍隊属する者」は星章周囲桜葉が囲む形状横幅50mm、縦38mmの帽章付した星章自体地質将校准士官下士官兵同じく羅紗製とされたが、金線黄絹製の星章広く用いられた。

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略帽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 08:46 UTC 版)

制帽」の記事における「略帽」の解説

略帽(りゃくぼう)は略式制帽りゃくしきせいぼう)とも呼ばれる制帽一種で、名前の通り広義には何らかの目的装飾意匠簡略化した制帽全般を示す。 特定の作業用機能性重視して規定され制服作業服呼ばれ制服区別されることもある。作業服合わせて制定される機能性優れた構造帽子作業帽と呼ばれるが、作業帽はあくまで特定作業時にのみ被るものとされ、服務規程上の特記がない限り接客儀礼時には着用許されない場合が多い。 一方略帽は作業帽に似た利便性機能性持ちながらも、作業帽とは異なり簡略化された制帽として正規制帽(主に官帽である場合が多い)と同様の所属階級識別性などを有している場合が多いため、接客儀礼時に着用許される場合が多い。 このように、略帽は正規儀礼でも用いられる格式与えながらも、製造掛かるコスト物資儀礼帽や官帽よりも節約できるため、特に戦時体制下では略帽を大量生産して着用奨励することで、結果的に正規制帽官帽をほぼ被らなくなることもある。アメリカ軍ではギャリソンキャップが略帽の代表格である。アメリカギャリソンキャップ占領軍がよく被っていたため、日本人にとって米軍象徴のような印象がある帽子である。ドイツ国防軍ナチス親衛隊では野戦帽(Feldmütze)が略帽だった。第二次世界大戦後期には統一規格野戦帽(Einheitsfeldmütze)という全軍共通のバイザー付きの物も登場している。日本一般的に略帽として連想される帽子旧日本軍で略帽として制定され戦斗帽戦闘帽)と呼ばれる様式のものが多く、それがそのまま略帽と呼ばれる場合もある。

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