男はつらいよ_寅次郎夕焼け小焼けとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 映画 > 映画作品 > 男はつらいよ_寅次郎夕焼け小焼けの意味・解説 

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 05:42 UTC 版)

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』(おとこはつらいよ とらじろうゆうやけこやけ)は、1976年7月24日に公開された日本映画。『男はつらいよ』シリーズの17作目。同時上映は『忍術猿飛佐助』。


  1. ^ 前年(1975年12月)に公開された。
  2. ^ 「市役所で飾る絵」のようにしている書物もあるが、作中で明言はされていない。龍野市制施行25周年記念の文化事業の一環として、鶏籠山・揖保川などの龍野市の自然を描くようにお願いされている。
  3. ^ 「『社会的不正義』に対して、庶民が見事『人情的な正義感』で対抗した作品」(『完全版「男はつらいよ」の世界』p.143)と評する書物がある。もっとも、金をだまし取った悪党そのものに罰が与えられたわけではないので、「庶民の無力さをあらためて思い知らされるようなストーリー」(『みんなの寅さん 「男はつらいよ」の世界』p.244)という意見も存在する。
  4. ^ 「芸術」と「金を稼ぐ」というジレンマを打ち破るための青観なりの理由づけが、「龍野でいろいろ世話になったから、君にあげる」という絵の添え状の文句だとする考え方もある。(『「男はつらいよ」の幸福論』p.76)
  5. ^ 「今回はフラれない寅次郎ということで、惚れた腫れたの世界にとどまらない新趣向も見られる」(『男はつらいよ 寅さんの歩いた日本』p.52)とする書物もある。具体的には、(1)寅次郎の口から「(ぼたんと)所帯を持つ」という言葉が二度も飛び出す、(2)最後の場面はぼたんと一緒であり、マドンナとの別れの場面がない、(3)従って、「失恋」してとらやを出て行くという場面がない、といった特徴がある。
  6. ^ 「脇田」という苗字で、ぼたんに「お殿様」の子孫として紹介されている。幕末まで龍野藩主を務めた脇坂家が存在する。
  7. ^ 『男はつらいよ魅力大全』(p.30)に、「このシーンがあるかぎり、私は『寅次郎夕焼け小焼け』をベストテンから抜かすことはないだろう」という著者の意見が載っている。
  8. ^ 『男はつらいよ 寅さんの歩いた日本』 (p.52)は、この言葉が恋人との亡命生活という半生を送った「岡田嘉子自身の言葉として聞こえてくる」としている。
  9. ^ a b 日経ビジネス』1996年9月2日号、131頁。
  10. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン全史: 1946-2002』キネマ旬報社、2003年、214-215頁。ISBN 4-87376-595-1 


「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」の続きの解説一覧

「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「男はつらいよ_寅次郎夕焼け小焼け」の関連用語

1
10% |||||

男はつらいよ_寅次郎夕焼け小焼けのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



男はつらいよ_寅次郎夕焼け小焼けのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS