実用日本語表現辞典 |
「甲斐が無い」の用例一覧
岡本かの子 或る秋の紫式部 (青空文庫)
( えり ) に埋めている) 老侍女(不勝手ながら胸の中で 頻 ( しき ) りに考え廻らしている様子あっての後)「ひょっとしたら骨折り甲斐が無いのかも知れませんでございますよ。何でもあの聖さまは毎日、陽が...
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水上瀧太郎 貝殼追放 先生の忠告 (青空文庫)
がその一家の者の意見に對抗して自己の希望を貫徹しようと夢中にでもなつた場合には、飛んだとばつちりを喰つて、その一家の人々と何等か面倒な交渉を惹き起しはしないか、それが第一に避け度かつたのだ。 「會社になんか行く位なら生きてる甲斐が無いわ。」 少年...
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水上瀧太郎 貝殼追放 新聞記者を憎むの記 (青空文庫)
輕侮の表情を知らない温情の象徴のやうな母の顏が、瞭然と目の前に並んで浮んだ。常に何等か自分の心を打込む對象が無くては生きてゐる甲斐が無いと思ふ自分にとつて、自分程立派な兩親を持つ者は世界に無いと思ふ信念に心のときめく時程純良な歡喜は無い。その...
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