かわらたけ (瓦茸)
●世界中に広く分布しています。広葉樹や針葉樹の枯れ木に群生し、名前のとおり瓦を葺いたように見えます。半円形の傘は強靱な皮質で、表面には同心円状の模様があります。黒色や褐色、藍色など、色の変化に富んでいます。1970年代に「クレスチン」が発見され、今ではガンの免疫療法にも用いられています。
●サルノコシカケ科シロアミタケ属の多年生キノコで、学名はTrametes versicolor。英名は Multicolored polypore。
瓦茸
カワラタケ
(瓦茸 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 14:38 UTC 版)
カワラタケ(瓦茸[1]、学名: Trametes versicolor)は、タマチョレイタケ科のキノコで、白色腐朽菌である。不食キノコで食用には向かない。和名の由来は、屋根瓦状に重なり合って群生していることから名付けられている[2]。地方により、キノミミ(秋田県)、クモタケなどともよばれている[1]。
- ^ a b c d e f g h i 長沢栄史監修 2009, p. 220.
- ^ a b c 大作晃一 2015, p. 102.
- ^ a b c d e f g h 牛島秀爾 2021, p. 51.
- ^ Tsukagoshi, S.; Hashimoto, Y.; Fujii, G.; Kobayashi, H.; Nomoto, K.; Orita, K. (1984). “Krestin (PSK)”. Cancer Treat. Rev. 11 (2): 131-155. doi:10.1016/0305-7372(84)90005-7. PMID 6238674. 総説
- ^ 『自分で作るキノコのホダ木~簡便な種駒作製法と菌打ちの仕方~』(PDF) 2巻、富山県農林水産総合技術センター森林研究所〈とやまの森と技術〉、2018年6月30日、16-17頁。 オリジナルの2024年2月29日時点におけるアーカイブ 。
- 1 カワラタケとは
- 2 カワラタケの概要
- 3 脚注
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