環境変数

デジタル大辞泉

かんきょう‐へんすう〔クワンキヤウ‐〕【環境変数】

読み方：かんきょうへんすう

《environment variable》コンピューターの基本動作やオペレーティングシステムの実行環境を設定するための変数。

PHP用語集

環境変数

【英】 Environment Variables

OSのシェルなどに設定されている、システムの属性を保存している変数。アプリケーションからシステムコールなどを通して値を簡単に取得できる。この変数を取得すればシステムの設定が大部分分かる。また、ユーザが書き換えることが出来る環境変数も多くありブラウザの情報を表すHTTP_USER_AGENTを変更している人もいる。

IT用語辞典バイナリ

環境変数

【英】environment variables

環境変数とは、OSやアプリケーションソフトが動作する際の基本的な設定が保存されている変数のことである。

環境変数には、プログラムが保存されているディレクトリや、一時ファイルが作成されるディレクトリ、ユーザーのログイン名などが保存されている。

環境設定は、Windows VistaやWindows XPの場合は、コントロールパネルの「システム」の「詳細設定」で内容が確認できる。

なお、WebブラウザでWebサーバーにアクセスする際に、サーバー側に渡される情報も環境変数と呼ばれ、Webブラウザの種類やIPアドレスなどが保存されている。

「IT用語辞典バイナリ」の他の用語

ソフトウェア：

不正なプログラム  プレビュー版  カタログスペック  環境変数  隠しコマンド  環境  コントローラ

ウィキペディア

環境変数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/15 19:16 UTC 版)

環境変数（かんきょうへんすう、英語: environment variable）はオペレーティングシステム (OS) が提供するデータ共有機能の一つ。OS上で動作するタスク（プロセス）がデータを共有するための仕組みである。特にタスクに対して外部からデータを与え、タスクの挙動・設定を変更するために用いる。

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環境変数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/05/06 00:12 UTC 版)

「パーセント記号」の記事における「環境変数」の解説

MS-DOS や Microsoft Windows などでは、標準のコマンドラインインタプリタにおいて環境変数を表す記号として使用されている。 echo %PATH% 「%PATH%」が環境変数 PATH の値に置換された後に echo コマンドが実行されて PATH の値が表示される。

環境変数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/12/27 14:12 UTC 版)

「Termcap」の記事における「環境変数」の解説

環境変数 TERM には端末の種類名をセットする。 環境変数 TERMCAP にはtermcapデータベースをセットできる。使われ方としては、端末エミュレータがその特性をシェルに伝えるために1個の記述を入れるという手法がよくある。 環境変数 TERMPATH は比較的新しい実装で使われ、termcapファイルを検索するパスをセットする。