理論圧縮比とは? わかりやすく解説

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理論圧縮比

英語 theoretical compression ratio

ピストン下死点にあるときの、ピストンより上方容積を、ピストン上死点にあるときのそれで割った値。これに対し吸気バルブ上死点より前に開き下死点よりあとに閉じるために、吸気バルブ閉じてから実の圧縮が始まる。この時点ピストンより上部容積を、ピストン上死点容積除したものを実圧縮比呼んでいる。ミラーサイクルでは実圧縮比膨張比変化させ、熱効率の向上を得るひとつの手段としている。バルブ作動角の大き高速エンジンほど、理論圧縮比と実圧縮比の差が大きくなる一般に高速エンジンの理論圧縮比が大きく設定される要因ひとつになっている。

参照 コンプレッションレシオ
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。



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