王融

デジタル大辞泉

おう‐ゆう〔ワウ‐〕【王融】

読み方：おうゆう

［467〜493］中国、六朝時代の南斉の文人。琅邪臨沂(ろうやりんき)（山東省）の人。字(あざな)は元長。武帝の命で「曲水詩序」を作る。のち獄死。

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王融

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王 融（おう ゆう、467年 - 493年）は、南朝斉の政治家・文学者。字は元長。本貫は琅邪郡臨沂県（現在の山東省臨沂市蘭山区）。六朝時代を代表する名門貴族出身。名門の出身に加えて文才にも優れた。南朝斉の竟陵王蕭子良のもとに集まった文人「竟陵八友」の一人。同じく八友の仲間である沈約・謝朓らとともに「永明体」と呼ばれる詩風を生み出した。