玉虫厨子とは? わかりやすく解説

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たまむし‐の‐ずし〔‐ヅシ〕【玉虫の厨子】

読み方:たまむしのずし

法隆寺に伝わる飛鳥(あすか)時代宮殿厨子檜造り外面黒漆塗り。高さ226.6センチ須弥座(しゅみざ)上の宮殿形は入母屋造り・錏葺(しころぶ)きで当代建築様式伝え各部施され透かし彫り金具の下にタマムシの羽を置いたのでこの名がある内部金銅押出し千体仏覆われ三方の扉および背面須弥座四面彩色画は日本最古本格的絵画遺品として貴重。


玉虫厨子

読み方:タマムシノズシ(tamamushinozushi)

法隆寺に伝わる漆塗り厨子


玉蟲厨子

主名称: 玉蟲厨子
指定番号 34
枝番 00
指定年月日 1951.06.09(昭和26.06.09)
国宝重文区分 国宝
部門種別 工芸品
ト書
員数 1基
時代区分 飛鳥
年代
検索年代
解説文: 飛鳥時代作品

玉虫厨子

作者渡辺淳一

収載図書うたかた
出版社角川書店
刊行年月1996.12
シリーズ名渡辺淳一全集

収載図書渡辺淳一自選短篇コレクション 第3巻 恋愛小説1
出版社朝日新聞社
刊行年月2006.2


玉虫厨子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/22 15:24 UTC 版)

玉虫厨子(たまむしのずし)は、奈良県斑鳩町法隆寺が所蔵する飛鳥時代厨子[1]。装飾に玉虫の羽を使用していることからこの名がある[1]国宝に指定されている[1]


注釈

  1. ^ 飛鳥時代の木彫の仏像はほとんどが樟材製であり、玉虫厨子においても彫刻的要素の強い部分のみが樟材製となっている。
  2. ^ 正式には『法隆寺伽藍縁起并流記資財帳』(ほうりゅうじがらんえんぎならびにるきしざいちょう)。

出典

  1. ^ a b c d "玉虫厨子". 小学館「精選版 日本国語大辞典」. コトバンクより2022年2月24日閲覧
  2. ^ 長谷川智治「法隆寺 玉虫厨子考 舎利供養図を中心に」『佛教大学総合研究所紀要』18、2011、p.90
  3. ^ トーハクメールマガジン 第277号(2005年7月25日). 東京国立博物館. 2022年2月24日閲覧
  4. ^ 緒方正美, 「創立15周年記念「玉虫厨子(複製)」再見」『やどりが』 1986巻 125号 1986年 p.45-, 日本鱗翅学会, doi:10.18984/yadoriga.1986.125_45
  5. ^ 髙島屋史料館リニューアルオープン(2020年1月20日). 高島屋. 2022年2月24日閲覧
  6. ^ 『平成の玉虫厨子』 - 茶の湯の森. 2022年2月24日閲覧
  7. ^ 受賞対象一覧 平成の玉虫厨子 グッドデザイン賞. 2022年2月24日閲覧


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