玉尾酸化とは? わかりやすく解説

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玉尾酸化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/13 16:48 UTC 版)

玉尾酸化(たまおさんか、Tamao oxidation)とは、有機合成反応のひとつで、有機ケイ素化合物へフッ化物イオンと塩基の共存下に過酸化水素を作用させてアルコールへと変換する反応のこと。1983年、玉尾皓平熊田誠らによって最初の報告がなされた[1][2]玉尾・熊田酸化とも呼ばれる。


  1. ^ Tamao, K.; Akita, M.; Kumada, M. Organometallics 1983, 2, 1694-1696. DOI: 10.1021/om50005a041
  2. ^ a b 総説: Jones, G. R.; Landais, Y. Tetrahedron 1996, 52, 7599-7662. DOI: 10.1016/S0040-4020(96)00038-5
  3. ^ 実施例: Tamao, K.; Nakagawa, Y.; Ito, Y. Organic Syntheses, Coll. Vol. 9, p.539 (1998); Vol. 73, p.94 (1996). オンライン版
  4. ^ Fleming, I.; Henning, R.; Plaut, H. J. Chem. Soc., Chem. Commun. 1984, 29-31. DOI: 10.1039/C39840000029
  5. ^ Buncel, E.; Davies, A. G. J. Chem. Soc., 1958, 1550-1556. DOI: 10.1039/JR9580001550


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