獣人雪男
獣人雪男
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/17 08:36 UTC 版)
『獣人雪男』(じゅうじん ゆきおとこ)は、1955年(昭和30年)8月14日に公開された、東宝制作の特撮映画[6]。モノクロ、スタンダード[出典 4]。同時上映は『初恋三人息子』[10]。
注釈
- ^ 書籍『ゴジラ来襲』では、『THE SNOWMAN』および『MONSTER SNOWMAN』という英題も併記している[2]。
- ^ a b c d ノンクレジット
- ^ 書籍『特撮円谷組 ゴジラと、東宝特撮にかけた青春』では、「7月26日」と記述している[9]。
- ^ 前年にはイギリスの探検隊がヒマラヤに派遣されるなど、世界的にも注目が集まっていた[14]。
- ^ 資料によっては、獣人雪男を名称としている[24][25]。
- ^ 資料によっては、「3メートル」と記述している[出典 9]。
- ^ a b 大橋について、開米栄三は「ぬいぐるみ役者」としての参加であったと証言しており、造形については開米らとは別行動であったとしている[28]。
- ^ 一部のスチールで用いられた[7][11]。
- ^ 資料によっては、制作された着ぐるみは5体と記述している[7][11]。
- ^ 開米によれば、利光の妻の実家が営む毛皮屋から仕入れたという[22]。
- ^ 書籍『大ゴジラ図鑑2』では、大橋から相良に交代したものと推測していた[7]。
- ^ 香山滋の原作は2004年に筑摩書房から発売された文庫版『ゴジラ』に併録されている[37]。
- ^ 円谷は『ゴジラの逆襲』で特技監督の役職を得たが、本作品の制作はそれ以前であったため『ゴジラ』と同じく特殊技術名義のままであった[8]。
- ^ 「S」は「Snowman」(スノーマン)の頭文字から取られている[38][8]。
- ^ 2010年12月4日の新文芸坐、2014年10月11日 - 10月12日の京都みなみ会館など。
- ^ 出回っている海賊版ビデオでは、通常の東宝のセルビデオと同じく「TOHO VIDEO」の表示から始まり、本編終了後にも「複製・改変の禁止」という通常の注意書きが収録されている。したがって、過去に一度は東宝からビデオ化の企画があり、結局発売されなかった映像が流出したものと思われる。
- ^ ノンテロップの映像に電子テロップを合成しての収録となっており、オリジナルのものではない。
出典
- ^ a b ゴジラ大百科 1993, pp. 145–147, 構成・文 中村哲「東宝SF/怪獣映画・海外版大研究」
- ^ a b c d e ゴジラ来襲 1998, p. 27, 「第2章 東宝・怪獣SF特撮映画の歩み 第1期(1954-1962)」
- ^ a b c d e f ゴジラ画報 1998, pp. 72–73, 「獣人雪男」
- ^ a b c d e f g h i “映画資料室”. viewer.kintoneapp.com. 2020年3月31日閲覧。
- ^ a b c キャラクター大全 2014, p. 47, 「東宝特撮映画リストACT.2」
- ^ a b c d 東宝特撮映画全史 1983, p. 544, 「東宝特撮映画作品リスト」
- ^ a b c d e f g h i 大ゴジラ図鑑2 1995, pp. 21–23, 「雪男」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 東宝特撮全怪獣図鑑 2014, p. 13, 「獣人雪男」
- ^ a b c d e f 東宝ゴジラ会 2010, p. 292, 「円谷組作品紹介」
- ^ a b 東宝特撮映画大全集 2012, p. 16, 「『獣人雪男』」
- ^ a b c d e f g 日本特撮映画図鑑 1999, p. 113, 「獣人雪男」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 東宝特撮映画大全集 2012, p. 17, 「『獣人雪男』作品解説/俳優名鑑」
- ^ a b c d e GTOM vol.0 2022, p. 19, 「獣人雪男」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 東宝特撮映画全史 1983, pp. 112–113, 「東宝特撮映画作品史 獣人雪男」
- ^ a b c d e f g h i 東宝特撮映画大全集 2012, p. 19, 「『獣人雪男』撮影秘話/川北監督に訊く」
- ^ a b c d “闇に消えた「放送禁止映像」を大追跡!(1)<宝田明・獣人雪男>初代「ゴジラ」の主役が“唯一の封印作”を初激白”. アサ芸プラス (アサヒ芸能). (2016年11月19日) 2020年12月14日閲覧。
- ^ a b 東宝特撮映画全史 1983, p. 54, 「田中友幸 特撮映画の思い出」
- ^ a b c d e f ゴジラ大百科 1993, p. 99, 文 秋廣泰生・天野秀明「東宝怪獣大図鑑」
- ^ a b c ゴジラ大全集 1994, pp. 98–99, 「昭和30年代怪獣グラフィティ 雪男[獣人雪男]」
- ^ a b c d e f ゴジラ来襲 1998, p. 197, 「第7章 特選!東宝怪獣名鑑'98」
- ^ a b c d e 東宝特撮映画大全集 2012, p. 18, 「『獣人雪男』怪獣図鑑/資料館」
- ^ a b c d e f g オール東宝怪獣大図鑑 2014, pp. 36–37, 「『獣人雪男』雪男」
- ^ a b c d e キャラクター大全 2014, p. 121, 「SF・特撮映画全集1」
- ^ a b c d 怪獣大全集 1991, p. 66, 「東宝モンスター名鑑」
- ^ a b c d e f g 全怪獣大図鑑 2021, pp. 256–257, 「怪物、怪人、宇宙人」
- ^ a b c ゴジラ来襲 1998, pp. 162–163, 「第4章 東宝・怪獣SF映画の小説世界」
- ^ a b 東宝SF特撮映画シリーズ3 1985, p. 222, 「村田武雄 長編インタビュー」
- ^ a b 友井健人「特撮界の怪人 大橋史典」『別冊映画秘宝 『電人ザボーガー』&ピー・プロ特撮大図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年11月14日、86-87頁。ISBN 978-4-86248-805-3。
- ^ 中島春雄『怪獣人生 元祖ゴジラ俳優・中島春雄』洋泉社、2010年、347頁。ISBN 978-4-86248-589-2。
- ^ a b c 獣人雪男 - 本多猪四郎オフィシャルサイト
- ^ 大ゴジラ図鑑 1995, p. 54, 「雪男対ゴジラ」
- ^ オール東宝怪獣大図鑑 2014, pp. 38–39, 「『獣人雪男』雪男」
- ^ 東宝特撮映画全史 1983, p. 535, 「主要特撮作品配役リスト」
- ^ モスラ映画大全 2011, p. 19, 「脇役俳優辞典03」
- ^ モスラ映画大全 2011, p. 33, 「脇役俳優辞典09」
- ^ モスラ映画大全 2011, p. 105, 「脇役俳優辞典32」
- ^ 香山滋『ゴジラ』筑摩書房、2004年。ISBN 4480420347。
- ^ 『コレクション ゴジラ大全集』講談社〈テレビマガジンデラックス(2)〉、1979年、9頁。雑誌コード:66575-02。
- ^ ゴジラ大全集 1994, pp. 54–55, 「東宝特撮映画史 ゴジラ誕生 ゴジラ後の展開」
- ^ ゴジラ大百科 1993, p. 32, インタビュー 天野秀明・遠藤雄一郎「追悼 本多猪四郎監督 未公開ロングインタビュー」
- ^ ゴジラとともに 2016, p. 12, 構成・文 浦山珠夫「宝田明」(『映画秘宝』2010年2月号掲載)
- ^ 獣人雪男 オリジナルサウンドトラック -Disk Union
- ^ 獣人雪男 劇場公開完全版ドラマCD
- ^ ゴジラ大百科 1992, p. 151, 構成 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しむ100のカタログ 86 こんなところにこんなものが!」
出典(リンク)
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