狼の館とは? わかりやすく解説

狼の館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/31 09:24 UTC 版)

狼の館
The Best House in London
監督 フィリップ・サヴィル英語版
脚本 デニス・ノーデン英語版
製作 カート・アンジャー
フィリップ・M・ブリーン
出演者 デヴィッド・ヘミングス
ジョアンナ・ペティット
ジョージ・サンダース
ビル・フレイザー英語版
音楽 ミシャ・スポリアンスキー英語版
撮影 アレックス・トムソン
編集 ピーター・タナー英語版
製作会社 ブリッジフィルム
配給 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
公開 1969年6月
1969年7月30日
1970年
上映時間 105分
製作国
言語 英語
興行収入 $374,655 (US)[1]
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狼の館(おおかみのやかた、The Best House in London)は1969年に公開されたイギリスコメディ映画。監督フィリップ・サヴィル英語版。出演デヴィッド・ヘミングスジョアンナ・ペティットジョージ・サンダースウォーレン・ミッチェル英語版、ジョン・バード、モーリス・デナム英語版ビル・フレイザー英語版[2]

あらすじ

ビクトリア朝のロンドンで、社会活動家のジョセフィンは娼婦たちの更生に奔走しており、宣伝アドバイザーのベンジャミンと知り合う。

一方、彼女のフランシス卿は内務大臣を巻き込み、フランス風高級娼館の設立を企てていたが、インドにある農園に行く。彼の愛人のバベットはフランシスの息子ウォルターにジョセフィンが世話していた女たちを娼館に取り込む。また、ベンジャミンは娼館だとは知らずに、バベットから宣伝の仕事を引き受けてしまう。

その後、フランシス卿が客死し、ジョセフィンが遺産を相続する。ウォルターはベンジャミンを婦女暴行犯として警察に逮捕させる。さらに、ウォルターはジョセフィンを手に入れようとするが、フランシス卿の農園の権利書を狙っていた中国大使館の貿易担当者のフェンに彼女を攫われてしまう。その後、釈放されたウォルターは彼女を助けようとして捕まってしまうも、これがきっかけでフェンの勘違いが判明し、2人は解放される。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
フジテレビ
ウォルター・ベンジャミン デヴィッド・ヘミングス 羽佐間道夫
ジョセフィン ジョアンナ・ペティット 鈴木弘子
フランシス ジョージ・サンダース 今西正男
エマニエル ダニー・ロバン 渡辺知子
パンドルフォ ウォーレン・ミッチェル英語版 雨森雅司
編集長 モーリス・デナム英語版  杉田俊也
ヒービー マリー・ロジャース 塚田恵美子
ウォール ウィリアム・ラッシュトン英語版 藤本譲
フィン ウォルフ・モリス英語版 槐柳二
大臣 ジョン・バード 和久井節緒
母親 アヴリル・アンジェ 島木綿子
フローラ キャロル・フライデー 渡辺典子
警部 ビル・フレイザー英語版 緑川稔
不明
その他
清川元夢
仲木隆司
加藤正之
徳丸完
石森達幸
麻上洋子
加川三起
中川まり子
叶杏子
上田敏也
演出 春日正伸
翻訳 浅川寿子
効果 赤塚不二夫
調整 高橋久義
制作 グロービジョン
解説 高島忠夫
初回放送 1976年1月16日
ゴールデン洋画劇場

脚注

  1. ^ "U.S. Films' Share-of-Market Profile", Variety, 12 May 1971 p 179
  2. ^ Simon Sheridan, Keeping the British End Up: Four Decades of Saucy Cinema, Titan Books, 2011 p 58




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