牛祭とは? わかりやすく解説

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うし‐まつり【牛祭】


牛祭

読み方:ウシマツリ(ushimatsuri)

京都市太秦広隆寺陰暦9月12日夜に行う神事


うしまつり 【牛祭】

京都市右京区太秦広隆寺一〇月一二日行われる摩多羅神祭礼。この神が牛に乗って現れ豊作無病息災を祈る。他にも京都法厳寺牛供養祭(五月一八日)もあり、神社でやる牛祭もある。→ 摩多羅神

牛祭

読み方:ウシマツリ(ushimatsuri)

もと陰暦九月十二日の夜、京都市広隆寺において修せられる摩多羅神祭り奇祭として知られる

季節

分類 宗教

月日 十月十二


牛祭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/15 07:10 UTC 版)

摩多羅神」の記事における「牛祭」の解説

太秦の牛祭うしまつり)は京の三大奇祭一つ挙げられる明治以前旧暦9月12日夜半広隆寺境内社であった大酒神社祭りとして執り行われていた。明治入りしばらく中断していたが、広隆寺祭りとして復興してからは新暦10月12日行われるようになった。 『広隆寺大略縁起によれば三条天皇御代長和元年9月11日比叡山恵心僧都源信)が声明念仏行なっていたところ、仏法守護神である摩多羅神から「この法会末世まで絶やしてならない」と夢のお告げがあり、恵心翌日12日祭文書き摩多羅神祭祀(「祭礼無双儀式」と本文中では呼ばれる)を行った。その祭祀は、神主が牛に乗っているので「牛祭」と呼ばれるようになったという。祭文意趣は、神明威風によって年中災禍払い天下太平にし、君は長寿を得、民を安穏とするというものである、と説明される。 『都名所図会によれば毎年9月12日の夜、戊の刻に牛祭の神事があり、広隆寺僧侶五人が五尊の形を表し異形の面をかけ、風流の冠を着し太刀を侃き、一人幣を掲げて牛に乗り四人前後囲み従者松明をふり立て行列をなして本堂傍から後ろ巡り西側から祖師堂の前の上に登り祭文読んだという。祭文文法古代のもので奇怪であったため、耳を驚かさない人はいなかったという。

※この「牛祭」の解説は、「摩多羅神」の解説の一部です。
「牛祭」を含む「摩多羅神」の記事については、「摩多羅神」の概要を参照ください。


牛祭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 15:45 UTC 版)

広隆寺」の記事における「牛祭」の解説

太秦の牛祭うしまつり)は京の三大奇祭一つ挙げられる明治以前旧暦9月12日夜半広隆寺境内社であった大酒神社祭りとして執り行われていた。明治入りしばらく中断していたが、広隆寺祭りとして復興してからは新暦10月12日行われるようになった。 『広隆寺大略縁起によれば三条天皇御代長和元年9月11日比叡山恵心僧都源信)が声明念仏行なっていたところ、仏法守護神である摩多羅神から「この法会末世まで絶やしてならない」と夢のお告げがあり、恵心翌日12日祭文書き摩多羅神祭祀(「祭礼無双儀式」と本文中では呼ばれる)を行った。その祭祀は、神主が牛に乗っているので「牛祭」と呼ばれるようになったという。祭文意趣は、神明威風によって年中災禍払い天下太平にし、君は長寿を得、民を安穏とするというものである、と説明される。 『都名所図会によれば毎年9月12日の夜、戊の刻に牛祭の神事があり、広隆寺僧侶五人が五尊の形を表し異形の面をかけ、風流の冠を着し太刀を侃き、一人幣を掲げて牛に乗り四人前後囲み従者松明をふり立て行列をなして本堂傍から後ろ巡り西側から祖師堂の前の上に登り祭文読んだという。祭文文法古代のもので奇怪であったため、耳を驚かさない人はいなかったという。

※この「牛祭」の解説は、「広隆寺」の解説の一部です。
「牛祭」を含む「広隆寺」の記事については、「広隆寺」の概要を参照ください。

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