三省堂 大辞林 |
ちちかえる ―かへる 【父帰る】
映画情報 |
父帰る
| 原題: | |
| 製作国: | 日本 |
| 製作年: | 1952 |
| 配給: | 松竹 |
| スタッフ | |
| 監督: | 堀内真直 ホリウチマナオ |
| 製作: | 大町龍夫 オオマチタツオ |
| 原作: | 菊池寛 キクチカン |
| 脚色: | 長瀬喜伴 ナガセキハン |
| 撮影: | 服部幹夫 ハットリミキオ |
| 音楽: | 奥村一 オクムラハジメ |
| 美術: | 加藤喜昭 カトウヨシアキ |
| キャスト(役名) |
| 徳大寺伸 トクダイジシン (賢一郎) |
| 青山宏 アオヤマヒロシ (新二郎) |
| 故里やよい フルサトヤヨイ (たね子) |
| 紅沢葉子 ベニサワヨウコ紅澤葉子 (おたか) |
| 河村黎吉 カワムラレイキチ (宗太郎) |
| 春日昇 (園田) |
| 大和久乃 ヤマトヒサノ (おすえ) |
| 本松一成 モトマツカズナリ (正夫) |
| 解説 |
| 製作は「黄色い鞄」の大町龍夫。菊池寛の名戯曲から、「お景ちゃんと鞍馬先生」の長瀬喜伴がシナリオを書き、新人堀内真直が監督に当たっている。撮影は、「腰抜け 伊達騒動」の服部幹夫。出演者は、「郷愁」の徳大寺伸、「早春二重奏」でデビューしたSKDの故里やよいの他、河村黎吉、紅沢葉子、青山宏などである。 |
| ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
| おたかは、夫の宗太郎が情婦とともに出奔してから、賢一郎、新二郎、たね子の三児を抱えてマッチ箱貼りの内職などをしながら暮らしを立てた。賢一郎は小学校を卒業後は会社の給仕をしながら夜学に通い、二十年後の今日、役所の係長にまでなり、新二郎もたね子も会社に勤めて、一家はようやくゆとりのある楽しい生活を過ごせるようになっていた。たね子には賢一郎の知人からの縁談もあったが、彼女は会社の同僚園田と結婚の約束をしていた。賢一郎はそれを知って失望し、彼に隠していたことを激しく怒りもするが、母と弟の取りなしで、結局温かく許してやるのだった。しかし祭の日、消息を絶ったままの父が落ちぶれ果てた姿で帰ってきた時、おたか、新二郎、たね子の三人は喜んで彼を迎えるが、賢一郎は断固として父を許そうとはしなかった。再び家を出ていく父の後を、新二郎たちは追っていった。鉄道線路にしょんぼりたたずむ父の姿を見つけた時、その線路の向こう側から「お父さん!」と呼んで駆け寄ってくる賢一郎の姿が見られた。 |
父、帰る
| 原題: | Vozrashchenie |
| 製作国: | ロシア |
| 製作年: | 2003 |
| 配給: | アスミック・エース |
| キャスト(役名) |
| Vladimr Garin ウラジーミル・ガーリン (Andrey) |
| Ivan Dobronravov イワン・ドブロヌラヴォフ (Ivan) |
| Konstantin Lavronenko コンスタンチン・ラヴロネンコ (Father) |
| Natalya Vdovina ナタリヤ・ヴドヴィナ (Mother) |
| Galina Petrova ガリーナ・ポポーワ (Grandmother) |
| Aleksei Suknovalov アレクセイ・スクノワロフ (Zavodila) |
| Lazar Dubovik ラーザリ・ドゥボヴィク (Hooligan) |
| Yelizaveta Aleksandrova エリザヴェータ・アレクサンドロワ (Waitress) |
| Lyubov Kazakova リュボーフィ・カザコワ (Devushka v zerkalakh) |
| Andrei Sumin アンドレイ・スーミン (Man at Port) |
| 解説 |
| 母子家庭の二人の少年と、12年ぶりに突然帰ってきた父親との小旅行を描く家族劇。監督はこれが長編映画デビューとなるアンドレイ・ズビャギンツェフ。出演は本作撮影後まもなく不慮の事故で溺死したウラジーミル・ガーリン、子役のイワン・ドブロヌラヴォフ、主に舞台俳優として活躍するコンスタンチン・ラヴロネンコほか。2003年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞、新人監督賞、同年リュブリャーナ国際映画祭グランプリ、同年ザグレブ国際映画祭グランプリ、同年ロシア映画批評家協会賞、最優秀作品賞、最優秀新人監督賞、最優秀撮影賞ほか多数受賞。 |
| ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
| 母(ナタリヤ・ヴドヴィナ)とささやかに暮らしている、アンドレイ(ウラジーミル・ガーリン)とイワン(イワン・ドブロヌラヴォフ)の二人の兄弟。ある夏の日、家を出ていた父(コンスタンチン・ラヴロネンコ)が12年ぶりに突然帰ってきた。写真でしか見覚えのない父の出現に、混乱する兄弟。しかも父は家長然とした態度でいろいろ仕切りはじめ、しばらく息子たちと旅に出ると言い出す。翌日の朝、父と兄弟の3人は釣り竿とテントを積み、車で遥か北部の湖に浮かぶ無人島を目指して出発した。目的地にまでは3日かかるらしく、父は息子たちに男としての強さを教育しはじめる。その余りに粗暴な教え方に、イワンは時折歯向かってみるが、その度に押さえ付けられるだけだった。アンドレイは次第に父を慕っていくが、イワンは憎しみが募るばかり。そんな中、無人島に到着。兄弟は一時間だけの約束でボートで湖に出るが、イワンが魚を捕ることにこだわり、遅刻。父は激怒し暴力をふるう。我慢できなくなったイワンは逃げて塔の上に登るが、追いかけてきた父が転落死してしまう。兄弟は泣きながら父の遺体を運び、無人島を脱出するが、陸地についたとたんボートが流されてしまい、遺体は湖の底へと沈んでしまうのだった。 |
ウィキペディア |
父、帰る
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/07/21 12:51 UTC 版)
| 父、帰る | |
|---|---|
| Возвращение | |
| 監督 | アンドレイ・ズビャギンツェフ |
| 製作総指揮 | エレーナ・コワリョワ |
| 製作 | ドミトリイ・レスネフスキー |
| 脚本 | ウラジーミル・モイセエンコ アレクサンドル・ノヴォトツキー |
| 出演者 | イワン・ドブロヌラヴォフ ウラジーミル・ガーリン コンスタンチン・ラヴロネンコ |
| 音楽 | アンドレイ・デルガチョフ |
| 撮影 | ミハイル・クリチマン |
| 編集 | ウラジーミル・モギレフスキー |
| 配給 | |
| 公開 | 2003年6月25日 2004年9月11日 |
| 上映時間 | 105分 |
| 製作国 | |
| 言語 | ロシア語 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| AllRovi | |
| IMDb | |
『父、帰る』(ちち かえる、Возвращение / 英語題: The Return)は、2003年制作のロシア映画。音信不通だった父親の12年ぶりの帰郷に戸惑う兄弟を描いた映画である。
ロシアでは2003年6月25日に公開された。同年9月の第60回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で上映され、最高賞である金獅子賞と新人監督賞を受賞した。
日本では2004年9月11日にシャンテ・シネで公開された。
目次 |
キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| イワン | イワン・ドブロヌラヴォフ | 内山昂輝 |
| アンドレイ | ウラジーミル・ガーリン | 浪川大輔 |
| 父 | コンスタンチン・ラヴロネンコ | てらそままさき |
| 母 | ナタリヤ・ヴドヴィナ |
ストーリー
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
アンドレイとイワンの兄弟は、母親と祖母と共に暮らしており、父親の顔は写真でしか知らない二人だったが、ある日12年ぶりに父親が帰ってきた。これまでどこにいたのか全く語らない父親に当惑する二人だが、父親は明日から二人を連れて旅に出るという。翌朝、3人はつり道具と共に車で出かけるが、父親は行き先も告げず、高圧的な態度で子供達に接する。兄のアンドレイはそれでも父親に好意的だったが、弟のイワンは不満を募らせてゆく。三人は釣りをしてから車で遠く離れた場所へ行き、小さい舟を修理してある無人島へと渡った。数日そこで過ごすが、あることから父子の間で諍いが起きる。その最中で父は亡くなってしまった。島から離れる決意を固めた二人は、父の遺体を乗せた舟に乗り、本土を目指す。無事二人は本土に到着したが、浜に停めておいた舟は波に流され、父の遺体も沈んだ。二人は海の中へ消えていく父に向かって「パパ!」と叫び、父が見えなくなると車に乗った。
その他
- 撮影はラドガ湖の周囲で行われた。
- アンドレイ役のウラジーミル・ガーリンは、撮影後まもなく湖で事故に遭い、亡くなっている。
外部リンク
|
||||||||||||||
父帰る
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/04/13 09:54 UTC 版)
『父帰る』(ちち かえる)は、大正6年(1917年)に発表された菊池寛の戯曲。全一幕。3度映画化されており、同3作についても本項で詳述する。
目次 |
概要
発表時は目立たぬ作品だったが、3年後の大正9年 (1920) に二代目市川猿之助によって舞台化されるとこれが絶賛され、以後本作は菊池寛代表する作品のひとつとなった。
登場人物
- 黒田賢一郎: 主人公(28歳)
- 新二郎: その弟(23歳)
- おたね: その妹(20歳)
- おたか: 彼らの母(51歳)
- 宗太郎: 彼らの父
あらすじ
明治40年頃のことである。かつて家族を顧みずに家出した父が、20年ぶりに落ちぶれ果てた姿で戻って来た。
母と次男と娘はこれを温かく迎えたが、貧困と闘いつつ一家を支え、弟妹を中学まで出した長男・賢一郎は、決して父を許さなかった。父は家を去る。しかし哀願する母の叫びに賢一郎は翻意、弟を連れて狂ったように父を追う。
映画化
1927年
1927年3月29日公開。製作は松竹キネマ。監督は野村芳亭。
キャスト
- 黒田宗太郎・賢一郎: 岩田祐吉
- 少年時代の賢一郎: 小藤田正一
- おたか: 鈴木歌子
- 新二郎: 菅野七郎
- おたね: 佐々木清野
- 園田修造: 木村健児
- 園田の娘・お加代: 松井千枝子
- 杉田校長: 武田春郎
- 久保の忠太: 酒井啓之助
- 忠太の養子・久三: 堺一三
- 忠太の娘・お花: 糸川京子
- 栗原進二陸軍少尉: 仲英之助
- 松岡剛蔵: 奈良真養
- 代弁人・阪間源吾: 国島荘一
- 大風呂敷のおかま: 二葉かほる
- 道化芸人・正国: 新井淳
- 正国の娘・蝶丸: 小桜葉子
- 道化芸人・蝶吉: 押本映治
- 道化芸人: 小林十九二、吉谷久雄
- 山口俊造: 小村新一郎
- 宗太郎の情婦・お竜: 八雲恵美子
1935年
1935年10月8日公開。タイトルは『父帰る 母の心』。製作は第一映画、配給は松竹キネマ。監督は寺門静吉。
キャスト
1952年
キャスト
関連項目
外部リンク
固有名詞の分類
| 映画作品 |
ワールド・アパートメント・ホラー 十三の眼 父帰る 旅がらす花嫁勝負 暴れん坊街道 |
| 映画作品 |
ワールド・アパートメント・ホラー 十三の眼 父帰る 旅がらす花嫁勝負 暴れん坊街道 |
| 日本の映画作品 |
夜明け前 TARO! TOKYO魔界大戦 父帰る この子の七つのお祝いに 喜劇急行列車 |
| 日本の戯曲 |
役の行者 三つの宝 米百俵 竜馬の妻とその夫と愛人 父帰る |
| 1910年代の戯曲 |
天守物語 月形半平太 生ける屍 役の行者 父帰る |
父、帰るに関係した商品
- 【送料無料】父帰る/恩讐の彼方に楽天ブックス
- GEAR戦士電童 第13話 銀河の父、帰るShowTime@楽天
- ◆現品限り◆【中古】【洋画DVD】父、帰る/コンスタンチン・ラヴロネンコLe1034[レンタル落ち]【メール便OK】FALO楽天市場店