三省堂 大辞林 |
ウィキペディア |
無顎類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/18 17:55 UTC 版)
無顎類(むがくるい Agnatha)とは、脊椎動物のうち、顎を獲得する前に分岐した系統群をひとくくりにした概念。当然「無顎類」は単系統な分類群はなく、同じく共有祖先形質のみでまとめられた無脊椎動物や爬虫類などと同様、分岐学的に有効な分類群ではないが、現在でもこの名称が用いられることは多い。 「顎口類以外のすべての脊椎動物」という定義のため、例えば史上最古の魚類とされるミロクンミンギア、ハイコウイクチスなども無顎類である。
古くは脊索動物門脊椎動物亜門無顎上綱にように単一のグループとされた。
無顎類のうちほとんどが絶滅種であるが、現在でも生息しているもの(ヌタウナギ類とヤツメウナギ類)に関しては円口類と呼ばれ、分子系統や詳細な系統解析から単系統のクレードをつくるとの説が提唱されている(円口類説)。一方、ヤツメウナギと顎口類が単系統になるとの説もある(脊椎動物説)。