無脳症
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無脳症(むのうしょう、英語: Anencephaly(アネンスファリ))とは神経学的奇形症の一つで、大脳半球は通常、欠損して全くないか、または小塊に縮小している[1]。胎児や乳児などにこの症状が現れた場合無脳児(むのうじ)とも言い、その他神経管欠損症(しんけいかんけっそんしょう)、頭蓋骨の欠損を含めて無頭蓋症(むとうがいしょう)[2]、ともいう。
- ^ 日本医学会医学用語委員会編「医学用語辞典・国際病理学用語コード」
- ^ 国際病理学用語コード
- ^ a b c d e 診断と治療社「小児科学・新生児学テキスト 全面改訂第4版」p.858 2003年
- ^ 1歳の誕生日を迎えた無脳症の赤ちゃん―コロラド州 | HEAVEN
- ^ 坂田一美「胎生中期の無脳児の神経病理学的検討」より
- ^ a b 中絶を選択した場合の数は含まれていない
- ^ 住吉好雄「わが国における無脳症とダウン症候群の疫学的研究」1979年及び1990年の報告例より
- ^ 厚生労働省「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について」 平成12年12月28日
- ^ 都築一夫、美濃和茂、伊東重光、小野佳成、絹川常郎、松浦治、大島伸一「無脳児をドナーにした小児腎移植の一例」小児科臨床第37巻第6号、1984年
- 1 無脳症とは
- 2 無脳症の概要
- 3 臓器提供に関する議論
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