無料プロバイダとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > コンピュータ > IT用語辞典 > 無料プロバイダの意味・解説 

無料プロバイダ

WWWのほかの用語一覧
プロバイダ:  下位プロバイダ  メガコンソーシアム  無料ISP  無料プロバイダ  NOC  OCN  PRQ

無料プロバイダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/29 05:17 UTC 版)

ライブドア (インターネットサービスプロバイダ)」の記事における「無料プロバイダ」の解説

一般的なISP事業においては事業運営必要なコスト会員からの月会費および接続料によって賄っているが、ライブドア行った無料サービスでは、当初は「常時バナー広告表示される専用ウェブブラウザ使ってもらうことで、民間放送のように広告料によって賄おう」というビジネスモデル採用していた。他のISP異なり専用ブラウザ以外によるダイヤルアップ接続はできなかった。ただこのビジネスモデルライブドア初めではなく、すでにアメリカではPC端末含めて無料というサービス普及していた。国内でもライブドア先んじてハイパーネットがほぼ同じビジネスモデルISP展開し2000年平成12年6月にはZEROが「Internet Free Access ZERO」として参入し同年12月頃にテレビCM大量出稿していた。 この方式では、HTML4.0以降への対応や各種プラグイン利用などについては、ソフトのバージョンアップ自社で行わなければならない対応OS限定されるほか、新しOS発売され場合に対応に時間がかかるといった欠点があった。 このため、後に専用ブラウザ方式放棄しダイヤルアップ接続のためにNTT以外の電気通信事業者電話回線中継電話及び直収電話)を利用しダイヤルアップ接続から発生する通話料一部電気通信事業者からキックバックしてもらうことでコスト賄うというビジネスモデル移行することになる。電話回線提供する事業者にとっても、ユーザダイヤルアップ接続することにより発生する通話料一部アクセスチャージとしてNTTから受け取れるので、長時間通話発生しやすいISP対す電話回線の提供は旨味大きくキックバック分を差し引いても十分商売になるという目論見があった。しかしこのビジネスモデルは、2001年頃より普及し始めたADSL等によるいわゆるブロードバンド接続」に対応できないという問題発生することとなり、結局一時的にしかうまく行かなかった。

※この「無料プロバイダ」の解説は、「ライブドア (インターネットサービスプロバイダ)」の解説の一部です。
「無料プロバイダ」を含む「ライブドア (インターネットサービスプロバイダ)」の記事については、「ライブドア (インターネットサービスプロバイダ)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「無料プロバイダ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「無料プロバイダ」の関連用語

無料プロバイダのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



無料プロバイダのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2024 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリ無料プロバイダの記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのライブドア (インターネットサービスプロバイダ) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS