烏丸家
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烏丸家(からすまるけ)は、藤原北家日野氏流の公家・華族である。公家としての家格は名家。華族としての家格は伯爵家[1]。
注釈
- ^ 国立歴史民俗博物館の『旧高旧領取調帳データベース』によると、幕末期の烏丸家領は山城国葛野郡上嵯峨村のうち31石4斗6升9合5勺、山城国葛野郡天竜寺門前のうち5石4斗5升3合、山城国葛野郡池裏村のうち46石4斗8升9合5勺、山城国葛野郡高田村のうち74石5升4合、山城国乙訓郡久我村のうち130石、山城国紀伊郡吉祥院村のうち18石、摂津国島上郡上牧村のうち335石1斗6升5合、摂津国島上郡井尻村114石1斗2升3合、摂津国島上郡萩庄村168石2斗3升9合、摂津国島上郡鵜殿村のうち32石7斗6升7合であり、合計10村・955石7斗6升である。
- ^ 烏丸家の大納言直任(中納言からそのまま大納言になることを直任といい、中納言を一度辞してから大納言になるより格上の扱いと見なされていた)の回数は7回なので叙爵内規の伯爵の基準である「大納言まで宣任の例多き旧堂上」に該当[8]。
出典
烏丸家
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「うちの執事が言うことには」の記事における「烏丸家」の解説
烏丸花穎(からすま かえい) 主人公。烏丸家第27代当主。イギリスの大学の大学院に在籍していたが家督を継ぐため帰国。色彩感知能力が高すぎるため、普段は色のついた眼鏡を着けている。幼い頃はその色彩感知能力が原因で友人たちにいじめられ、家族を除いた周囲にも疎ましがられていた。母親を亡くしているため、母親の代わりとして鳳を敬愛している。極度の世間知らずで、カップ麺のことも知らなかった。実は衣更月にはかつて酔っ払いから絡まれていたところを救われたことがあるが、本人はあまり覚えていない。 衣更月蒼馬(きさらぎ そうま) 烏丸家の執事。学生時代酒に酔った社会人(名前の表記無し)から暴力を振るわれた際に鳳から助けられたことから鳳に心酔している。実はその社会人が花穎に嫌がらせをしていたのを目撃しており、その様を「悪趣味だ」と言いながら止めようとしていたが、本人はあまり覚えていない。また、両親のかわりに祖父母が彼を育てたため、祖父母が唯一信頼できる面々だった。 雪倉叶絵(ゆきくら かなえ) 烏丸家のハウスキーパー兼料理人。家庭的な女性。 雪倉峻(ゆきくら しゅん) 叶絵の息子。烏丸家の使用人頭兼従者。おっちょこちょいだが何事も一生懸命。 烏丸真一郎(からすま しんいちろう) 花穎の父。烏丸家第26代当主。当主引退後、世界中を旅行している。いい加減だが息子想い。実は怒ると人一倍怖い。 鳳(おおとり) 真一郎が引退した際に執事から家令に昇格。真一郎の旅に同行し仕えている。温厚な性格の人物。 烏丸琳(からすま りん) 花穎の母。物語の開始時点で既に故人。旧称は七束。 桐山(きりやま) 烏丸家の庭師。体格の良い中年男性。 駒地良介(こまじ りょうすけ) 烏丸家の運転手。
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烏丸家(烏丸動物クリニック)
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「WILD HALF」の記事における「烏丸家(烏丸動物クリニック)」の解説
烏丸カオル(からすま かおる) 1971年10月2日生まれ(天秤座)、血液型B型、初登場時年齢25歳、身長180cm・体重72kg。『烏丸動物クリニック』の獣医師で、銀星の飼い主。三月に似た顔をしている。 銀星を常に溺愛する。子供のころ銀星を拾うが、交通事故で失明してしまい、銀星が烏丸に視力を与えて烏丸の前から姿を消した(その際、視力以外にも相手の感情を「色」として見ることのできる特別な力を得、眼鏡を外して裸眼で見ることでより具体的なものとなる)。その後、烏丸はクリニックを開業し、銀星を探していた。獣医としては腕前、精神面ともに非常に優れた人物であるが、昼行灯な面もありドジも多く、銀星との再会後はさらに飼い主バカの気質も加わった。ただし前者はは元々前述の能力を使用する際に不審がられないための演技であったが、それを続けるうちにいつしか素でドジになってしまった。 寿文とは高校時代(S玉県立宇羅和高校)の同級生。高校時代は校則違反の常習者で、風紀委員の寿文は手を焼いていたらしい。修学旅行の一件以来寿文とは仲の良い友人となる。またこのとき寿文から犬嫌いの理由を聞いたため秘密を知る唯一の人間となる(ただし寿文はこのときのことをまったく覚えていない)。気ままで気楽、つかみどころのない遊び人でもある。 名前の由来は、作者の編集担当から。 文庫版10巻に収録された「おまけまんが『あれから』」には、高校生の時に知り合った香澄と再会して結婚したことが明かされている。 銀星(ぎんせい) 1946年7月25日生まれ(獅子座)、血液型O型、年齢不詳(50歳以上)、犬型時の身長75cm・体重45kg、人型時の身長201cm・体重91kg。現在は烏丸カオルに飼われている。幼少時代の烏丸カオルが交通事故に遭った際に、失明してしまったカオルに自分の視力を与えて姿を消した。自らの人狼化を恐れて、カオルからは逃げ続けていたが、サルサと岩瀬健人の人狼との戦いにより、人狼を消し去りカオルの元に戻った。 カオルと出会う前は、最初の飼い主の下で家族(父と兄がワイルドハーフで、母を含めて他はみんな普通の犬)と幸せに暮らしていたが、父が人狼として目覚め飼い主を喰い殺したことで父は銀の銃弾で撃ち殺されてしまう。その後は兄のクロと二人で新しい飼い主に拾われたが、人狼に目覚めそうになったクロは自分を抑えるため自らの心臓を抉り取り、そして銀星に「飼い主を持つな」と遺言を残し息絶えた。その後、何10年も放浪して衰弱していたところを幼いカオルに拾われた。そういった体験から人狼を強く憎んでいる。一方で、健人とサルサは自分とは違い人狼から逃げずに打ち負かしたことや、その後も二人の活躍を見てきたことから、終盤には「“情”があればできないことなどないんだ。ここにいい見本がいるからな」と発言しており、二人の絆に対してはある種の尊敬の念を抱いている。 『ワイルドハーフの能力をカオルに与えられたのは、カオルがワイルドハーフの存在を知らなかったため』という理由で、最後のほうになるまで自分が獣人族であることを隠し、カオルには明かさなかったが、カオルは最初から気づいていた。 サルサよりはるかに年上で、知性的かつ落ち着きある大人のワイルドハーフである。しかし人狼のウルフには当初敵意を露わにしたり、また阿部祥平(高橋信)が姑息な手でサルサを手に入れようとしたときは怒って逆にサルサにたしなめられるなど、激情家な一面もある。犬でありながら烏丸の保護者のような役割でもあるが、連載が進むに連れ、自身もカオルへの溺愛振りが加速していき、健人とサルサから冷ややかな目で見られることも。
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