点棒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 13:51 UTC 版)
点棒(てんぼう)は各プレイヤーの得点を表すために用いる細い棒である。正式にはチョーマ(籌馬)と呼ばれる。 特に棒でなければならない理由はなく、海外ではカードやチップも使われる。 点数の最小単位は100点だが大量の点棒を扱わなくてよいように、数種類の点数が用意されている。 万点棒 - 1本につき1万点。5個の赤点(5000点棒)の両脇に2つずつの黒点という、最も複雑な意匠である。最も高額な点棒であり初期状態では1人あたり1本しか配分されないことから、「連隊旗」とも呼ばれている。通常は1セット4本。 5000点棒 - 1本につき5000点。5個の赤点の意匠。通常は1セット8本。 1000点棒 - 1本につき1000点。1個の赤点の意匠。立直の際はこれを場に供託する。通常は1セット36本。 100点棒 - 1本につき100点。8個の黒点の意匠。連荘の際などに本場数を表す積み符としても用いられる。シバ棒ともいう。通常は1セット40本。 (500点棒 - 標準的なセットにはない。やりとりをスムーズにするために用いられることもある) 点棒のタイプは軸色の種類により白点棒とカラー点棒の二つがある。現在の日本国内の麻雀店では全自動麻雀卓が非常に多く、点箱内の点棒を自動的に計算し、点数を表示するため、万点棒が赤、1000点棒が青のように点棒自体が色分けされて分かりやすくなっているカラー点棒が多い。 また、全自動麻雀卓用(点数表示枠用)の点棒では自動読取りを行う形式によって接触型と非接触型に分けられる。
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点棒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:31 UTC 版)
ゲーム中の各プレイヤーの持ち点は、点棒を使って記録される。 最小点数の点棒は100点棒で、他の点棒も100点の倍数なので100点未満の端数は表せない。そのため、麻雀でやりとりされる点は全て100点の倍数である。数種類の点数が用意されている。 万点棒 - 1本につき1万点。5個の赤点(5000点棒)の両脇に2つずつの黒点という、最も複雑な意匠である。最も高額な点棒であり初期状態では1人あたり1本しか配分されないことから、「連隊旗」とも呼ばれている。通常は1セット4本。 5000点棒 - 1本につき5000点。5個の赤点の意匠。通常は1セット8本。 1000点棒 - 1本につき1000点。1個の赤点の意匠。立直の際はこれを場に供託する。通常は1セット36本。 (500点棒 - 標準的なセットにはない。やりとりをスムーズにするために用いられることもある。) 100点棒 - 1本につき100点。8個の黒点の意匠。連荘の際などに本場数を表す積み符としても用いられる。シバ棒ともいう。通常は1セット40本。 和了点の計算途中ではしばしば端数が出るが、最終的には100点単位に切り上げられる。 点の支払い時に、点は足りているが必要な点棒がない(1000点を払わなければならないが5000点棒しかないなど)ときは、両替やお釣りがなされる。 点棒は便利ではあるがゲーム性には影響しておらず、点棒を使わなければならない必然性はない。ネット麻雀やコンピュータ麻雀では、点数のみが表示されることが多い。 半荘終了後の点のやり取りは、点棒は動かさず計算だけで済ませることが多い。
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