火災報知機
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火災報知機(かさいほうちき)は、感知器によって火災を感知若しくは火災を発見した人間が発信機を操作することで警報を発したり、消防機関に通報する機器の総称である。自動火災報知設備や住宅用火災警報器、消防機関に通報する火災報知設備がこれに含まれる。なお、一般に火災報知器と表記されることがあるが、日本の消防法規および業界団体では火災報知機と表記している。
- ^ “消防雑学辞典 街頭から姿を消した火災報知機”. 東京連合防火協会 (2001年). 2024年3月24日閲覧。
- ^ 下川耿史 家庭総合研究会 編『明治・大正家庭史年表:1868-1925』河出書房新社、2000年、398頁。ISBN 4-309-22361-3。
- 1 火災報知機とは
- 2 火災報知機の概要
- 3 脚注
火災報知機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:28 UTC 版)
火災報知機用の電鈴は、断続ベルととシングルストロークベルの2種類に分類される。断続ベルは供給電源が切れるまでベルが鳴り続けるもので火災発生を知らせるベルとして一般的なものである。シングルストロークベルは電流が流れるとベルが1回鳴って停止し、供給電源が切れ再び電流が流れるまで再び鳴らないタイプのもので、このベルは発信機を識別する符号を自動伝送する火災報知器システム(日本におけるM型発信機・受信機のシステムで現在は使用されていない)で頻繁に使用された。
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火災報知機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 01:48 UTC 版)
火災報知機には、紫外線の検知器が用いられる。物質は燃焼する際に特有のスペクトルを放出するが、ほとんどの物質(例えば、炭化水素・金属・硫黄・水素・ヒドラジン・アンモニア等)は紫外線領域と赤外線領域両者に発光スペクトルを持つ。例えば、水素が燃える炎は、185–260 nm の範囲で強く、赤外線領域で弱く発光が存在する。一方、石炭の炎は非常に弱い紫外線と非常に強い赤外線の波長の光を放出する。このように火災検知器は、紫外線と赤外線両者の検知器を備えた方が、紫外線のみの検知器より信頼性が向上する。 全ての炎には、多少の差はあるがUVBバンドの放射が存在する。一方、太陽の光におけるこのバンドの紫外線は地球の大気により吸収される。その結果、紫外線検知器は、太陽の光に反応し警報をならさず(「太陽に対して不感」)、検知器は室内外どちらにおいても使用可能である。 火災以外の用途として、紫外線検知器は、アーク放電・電気火花・稲妻・非破壊検査に使用されるX線、放射性物質の検知にも使用される。 紫外線吸収ガスや蒸気は、炎からの紫外線を減少させ、炎の検知能力を減少させる。同様に霧状のオイル(オイルミスト)の存在や、検知器上へのオイルの皮膜の付着は同様の効果をもたらす。 これらの紫外線検知器は、シリコンカーバイド (SiC) と窒化アルミニウム (AlN) を用いた、固形デバイスを用いたものと、光電管の原理を利用したガス管を用いたものがある。
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「火災報知機」の例文・使い方・用例・文例
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