澱

デジタル大辞泉

よど【^×淀／^×澱】

読み方：よど

１ 水の流れが滞ること。また、その所。よどみ。

２ 軒先の広小舞(ひろこまい)の上にある横木。淀貫(よどぬき)。

おり【^×澱／^×滓】

読み方：おり

１ 液体の底に沈んだかす。おどみ。

２ すっきりと吐き出されないで、かすのようにして積もりたまるもの。「心にたまった—」

でん【^×澱】

読み方：でん

［音］デン（呉）　［訓］おり　よどむ

１ 水底にたまったかす。おり。「澱粉」

２ よどむ。「沈澱」

[補説] 2は「殿」を代用字とすることがある。

［難読］沈澱(おどみ)

短編小説作品名辞典

澱

作者青木左知子

収載図書季節はずれ
出版社澪標
刊行年月2004.10

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

澱

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 05:12 UTC 版)

発音^(?)

• 音読み
  • 呉音 : デン
  • 漢音 : テン
• 訓読み

  おり、ど-ろ、よど-み、よど-む

漢字辞典

澱

澱	画数：16 音読み：テン、 デン 訓読み：おり、 どろ、 よどむ、 よどみ ピンイン：dian4 ハングル：전 対応する英語：sediment, grounds, dregs, stagnant

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「澱」の例文・使い方・用例・文例

• 澱粉で固くなる
• 熱湯は澱粉をゼラチン化する
• 重く、澱粉質で、消化するのが難しい
• 沈殿物を沈澱させることにより層を成す
• 澱粉質の化合物を形成する双鞭毛の藻と単細胞で成る下等植物の分岐
• 主に淡水性の真核性藻類の大きな門で、クロロフィルaとbを加工処理し、食物として澱粉およびセルロース細胞壁を蓄える
• 澱粉に似た
• 澱粉が不足しているさま
• 鉱物沈澱物
• しばしば角膜に見られる弓状の白っぽい沈澱物
• 筋肉で炭水化物蓄えを増やす澱粉分が高い食品食餌療法
• 特にプリンを濃くするのに用いられるカッサバ澱粉の粒状調合剤
• 熱帯の澱粉質の塊根
• 澱粉質のバナナのような果物
• こってりした、食べ応えのある（そして、通常澱粉質の）食物
• アルコール飲料の発酵で生じる沈澱物
• 小型の、ヤシに似た日本産のソテツ科の植物で、サゴ澱粉がとれる
• アルム根から得られるサゴに似た澱粉
• タロイモの食用になる澱粉質の塊茎
• ロッキー山脈地帯に見られる多汁質の、地面にはりつく華やかな植物で、濃淡のピンクの花と肉質で澱粉質の根を持つ