漫画ブリッコとは? わかりやすく解説

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漫画ブリッコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/07 02:28 UTC 版)

漫画ブリッコ』(まんがブリッコ)は、かつて白夜書房が発行していたロリコン漫画雑誌。『レモンピープル』と並ぶロリコン漫画誌の草分けであり、コアマガジン発行の漫画雑誌の源流にもあたる[1]。また誌上で「おたく」という言葉を生み出し、サブカルチャー雑誌として多くの才能を輩出したことでも知られた。


  1. ^ a b 稀見理都 (2012年12月10日). “祝コアマガジン エロマンガ30周年!!”. えろまんがけんきゅう(仮). 2020年4月20日閲覧。
  2. ^ a b 創刊号の発行日は名目上「昭和57年(1982年)11月1日」となっているが、大塚英志『「おたく」の精神史 一九八〇年代論』(星海社文庫 2016年3月 53頁)には「82年9月に創刊」という記載があり、実際の発売日は発行日よりも約1ヶ月ほど早かった。
  3. ^ a b 白夜書房『漫画ブリッコ』1986年2月号、222頁
  4. ^ a b c 藤脇邦夫『出版アナザーサイド ある始まりの終わり 1982-2015』本の雑誌社 2015年 56-64頁
  5. ^ 大塚英志『「おたく」の精神史 一九八〇年代論』星海社文庫 2016年3月 53頁
  6. ^ a b 大塚英志『「おたく」の精神史 一九八〇年代論』星海社文庫 2016年 127頁
  7. ^ a b 竹熊健太郎 (2005年3月15日). “中森明夫『おたくの研究』をめぐって (2)”. たけくまメモ. 2020年4月20日閲覧。
  8. ^ 昼間たかし (2012年2月5日). “昼間たかしの「100人にしかわからない本千冊」3冊目『いけないCOMIC』1985年1月号大特集 戸川純にただ単にミーハーしたいっ!”. 日刊サイゾー. 2020年4月21日閲覧。
  9. ^ 白夜書房『漫画ブリッコ』1985年7月号、大塚英志の「重大発表」
  10. ^ 1984年10月号でかがみの表紙が終了した後は、森野うさぎ、悶悶、白倉由美、のつぎめいる、西秋ぐりんが担当していたが、最終号は森野うさぎが担当した。
  11. ^ 1990年代後半の『漫画ホットミルク』やアンソロジー『キュートプラス』に於いて、「ハイエンド系」と言い換えた上で当時のニューウェーブ系作家であるTAGRO高雄右京黒星紅白などが意識的に起用されたが、『コミックメガキューブ』改題後は再び途絶えている。
  12. ^ 漫画ホットミルク』初期の作家では唯登詩樹りえちゃん14歳天竺浪人、かわはらしんなどが読者投稿イラストからデビューした(稀見理都「美少女コミック雑誌のゲンバ」第15回「漫画ホットミルク」キルタイムコミュニケーション『二次元ドリームマガジン』2016年6月号・Vol.88所載)。


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