漏話とは? わかりやすく解説

ろう‐わ【漏話】

読み方:ろうわ

電話通話中、他の回線通話がもれること。また、複数回線束ねた通信ケーブルなどで、ある回線伝送される信号が他の回線にもれること。→クロストーク1


クロストーク(漏話) 【crosstalk】

複数チャンネル信号伝送する時、他のチャンネル漏れた信号のことをいう。ステレオ場合片方チャンネル信号基準として、その信号がもう一方チャンネル漏れた大きさ比率ををdB表したものをクロストークレベルという。

dBの値はマイナスとなる。 (例:−60dB)

【参】チャンネルセパレーション

クロストーク

別名:漏話,XT
【英】crosstalk

クロストークとは、通信回線ケーブルが他のケーブル信号外部電磁波などを拾ってしまう現象のことである。クロストークが生じると通信ノイズ混入する

クロストークは、通信ケーブル電磁波遮断するシールド加工施されSTPShielded Twist Pair cable)などを用いることによって防ぐことができる。

なお、記憶装置外部電圧などの干渉を受け、記録したデータノイズ混入する現象も、同じくクロストークと呼ぶ。


漏話

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/04 05:04 UTC 版)

漏話(ろうわ)とは、伝送信号が他の伝送路に漏れることを指し、クロストーク (Crosstalk) や混線(こんせん)とも呼ばれる。


  1. ^ 【特別企画】知っておきたいADSL接続サービスの基礎”. bb.watch.impress.co.jp. 2021年2月11日閲覧。
  2. ^ a b 井上信夫著、『通信の最新常識』、日本実業出版社、2003年8月10日最新版発行、ISBN453403623X
  3. ^ a b CAT6ケーブルとは | サンワサプライ株式会社” (日本語). www.sanwa.co.jp. 2022年9月6日閲覧。
  4. ^ 日経クロステック(xTECH). “LANケーブルの正しい使い方” (日本語). 日経クロステック(xTECH). 2022年9月6日閲覧。


「漏話」の続きの解説一覧

漏話 (クロストーク)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 10:06 UTC 版)

ツイストペアケーブル」の記事における「漏話 (クロストーク)」の解説

他の導線流れ信号作る電磁誘導ノイズ源となるもの。特に1本のケーブル複数ツイストペア収めたものにおいては大きな内部ノイズ混入原因となる。周波数高くなると、電磁誘導効果高くなり漏話が起き易くなる

※この「漏話 (クロストーク)」の解説は、「ツイストペアケーブル」の解説の一部です。
「漏話 (クロストーク)」を含む「ツイストペアケーブル」の記事については、「ツイストペアケーブル」の概要を参照ください。

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