漁獲可能量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 14:19 UTC 版)
漁獲可能量(ぎょかくかのうりょう、英語: Total allowable catch、TAC)または総漁獲可能量とは、水産資源の維持のため特定の魚種ごとに捕獲できる総量を定めたものである。
- ^ a b c “個別割当(IQ)方式・譲渡性個別割当(ITQ)方式について (PDF)”. 水産庁 (2008年9月11日). 2019年7月12日閲覧。
- ^ “個別割当方式・譲渡性個別割当方式の概要と我が国における導入の考え方 (PDF)”. 水産庁 (2008年11月7日). 2020年3月8日閲覧。
- ^ a b c “総漁獲可能量”. 日本大百科全書(ニッポニカ). 2019年7月12日閲覧。
- ^ 亀井まさのり『あぁ、そういうことか!漁業のしくみ』恒星社厚生閣、2013年、ISBN 9784769912965 p.88.
- 1 漁獲可能量とは
- 2 漁獲可能量の概要
- 3 概要
- 4 参考文献
漁獲可能量 (TAC)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:19 UTC 版)
「共通漁業政策」の記事における「漁獲可能量 (TAC)」の解説
共通漁業政策では種類ごとの漁獲量制限を設定している、加盟国は従来の漁獲可能量 (TAC) の比率を元に制限量を割り当てられる。このことは制度が定められた後にEUに加盟した国が従来の漁獲可能量を失うということになるとして論争の元となっている。 漁獲可能量は毎年12月に欧州連合理事会において設定される。このとき理事会は欧州委員会が漁業科学技術経済委員会 (STECF:欧州委員会独自の諮問機関)に諮ったり、EU非加盟の漁業国や国際海洋探査委員会 (ICES) の見解に基づいて作成された案を検討する。また各加盟国は自国の制限量が守られているか取り締まることが義務づけられている。そのほか加盟国間で別の制度を用いて種類ごとの漁獲量を分配していることもある。
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