湖水効果雪とは? わかりやすく解説

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湖水効果雪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 08:40 UTC 版)

湖水効果の雪[1](こすいこうかのゆき、lake-effect snow)とは、期に、アメリカ五大湖沿岸の風下側(東岸ならびに南岸)において見られる現象。相対的に暖かい水の上にを伴う冷たい空気が侵入し、暖まった空気が上昇するとともに水蒸気の供給を受けて雪雲が発達して、沿岸部に大雪を降らせることからこの名が付いている。その対象は、湖岸だけでなく海岸や湾岸などの他の水域にも広がっており、海水効果雪[要出典]bay effect snow[2], ocean effect snow[3], sea effect snow[4])とも呼ばれる。


  1. ^ スーザン・ウィッグス(2010年)『いま、心をとかす愛 - レイクショア・クロニクル』霜月桂 訳、ハーレクイン。
  2. ^ Hamrick, D. F., "Chesapeake Bay Effect Snow Formed Today, Just in Weather.
  3. ^ Hopewell, J., (2017). "Ocean Effect Snow Makes Japan the Snowiest Place on Earth", The Weather Channel.
  4. ^ 松本誠一、「日本海沿岸で観測される海洋性降雪の収支解析」『気象集誌.第2輯』 1967年 45巻 1号 p.53-63, doi:10.2151/jmsj1965.45.1_53, 日本気象学会
  5. ^ Northern Forest Alliance. Tug Hill Plateau - New York. Retrieved on 2008-03-01.
  6. ^ Cappella, Chris: "Answers: 10 snowiest 'cities' aren't all in New York", USA Today, 3 October 2003
  7. ^ Kirst, Sean: "We won't buckle under the Snowbelt's blows", Post-Standard, 14 March 2005
  8. ^ 一般的に、比熱容量の差によって、陸上よりも水面の方が温度変化が緩やかであり、冬の場合は、湖面は陸上よりも暖かい。また、五大湖も普通、冬季はほとんど凍結しないため、冬の間じゅう水を湛えている。


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