清韓とは? わかりやすく解説

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せいかん【清韓】

読み方:せいかん

文英清韓(ぶんえいせいかん)


せいかん 【清韓】

織豊−江戸前期臨済宗僧。伊勢生まれ。文英とも。俗名中尾重忠、号は不放子。慈雲菩について出家文禄の役加藤清正右筆として朝鮮に渡る。一六〇〇慶長五)年京都東福寺次いで南禅寺住持となり、碩学知られた。一四方広寺鐘銘を撰し、文中の「国家安康」の句が徳川家康怒りにふれ駿府拘禁。のち豊後住す。(?~一六二一

文英清韓

(清韓 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/12 14:27 UTC 版)

文英清韓(ぶんえいせいかん、永禄11年(1568年)- 元和7年3月25日1621年5月16日))は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての臨済宗の僧。伊勢国奄芸郡出身で、俗名は中尾重忠。諱は清韓[1][2]。「文英」は字。号は不放子。


注釈

  1. ^ 清韓の自筆草稿が2点現存する。「方広寺大仏鐘銘」(MOA美術館蔵、重要文化財)と「方広寺大仏鐘銘草稿」(京都市歴史資料館蔵、京都市指定文化財(書跡))がそれで、前者より後者のほうが後に制作されているが、実際の銘文と比べるとどちらも後半がかなり相違する[3]

出典

  1. ^ a b c d 石井清純「文英清韓」『朝日 日本歴史人物事典』朝日新聞社、1994年。 
  2. ^ 「文英清韓」『世界大百科事典』平凡社、1984年。 
  3. ^ 京都市文化市民局 文化芸術都市推進室 文化財保護課 編『平安京』〈京都市文化財ブックス第28集〉2014年3月31日、112-113頁。 
  4. ^ 笠谷 2007.
  5. ^ 渡邊 2012, pp. 178, 187.


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