三省堂 大辞林 |
さぶ・し 【▼淋し】
心が満たされず、楽しくない。さびしい。
「山のはにあぢ群(むら)さわき行くなれど我は―・しゑ君にしあらねば/万葉 486」
〔本来、あるべきものが欠けていて、気持ちが満たされない意を表す語。中古以降「さびし」の形で用いられる〕
さむ・し 【▽寂し/▼淋し】
品詞の分類
「淋し」の用例一覧
素木しづ 秋は淋しい (青空文庫)
素木しづ 秋は淋しい 秋は淋しい 素木しづ 一 時 ( じ ) 心配した時子の病氣も、だん/\ 快 ( い ) い方に向って来ると、朝子...
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寺田寅彦 秋の歌 (青空文庫)
静かにこの曲の呼び出す幻想の世界にわけ入る。 北欧の、果てもなき平野の奥に、白樺の森がある。歎くように垂れた木々の梢は、もう黄金色に色づいている。傾く夕日の空から、淋しい風が吹き渡ると、落葉が、美しい美しい涙のようにふり注ぐ。 私は、森の...
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田中貢太郎 葬式の行列 (青空文庫)
に往っていて 夜半比 ( よなかごろ ) に帰って来た。北国でなくても淋しい屋敷町。其の淋しい屋敷町を通っていると、前方から葬式の行列が来た。夕方なら 唯 ( と ) もかく深夜の葬式はあまり例のない事であった。大場...
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