海援隊_(プロレス)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 海援隊_(プロレス)の意味・解説 

海援隊 (プロレス)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/20 09:42 UTC 版)

海援隊(かいえんたい)は、かつて存在したプロレスラーヒールユニット。イメージカラーは青。

歴史

平成海援隊

1994年9月15日みちのくプロレスSATO(ディック東郷)、テリー・ボーイ(MEN'Sテイオー)、獅龍(カズ・ハヤシ)が平成海援隊(へいせいかいえんたい)を結成。ザ・グレート・サスケら正規軍、スペル・デルフィンが率いるヒールユニット「デルフィン軍団」との抗争が始まる。

1995年、メンバー全員が怪我で欠場したことで活動停止に追い込まれる。

海援隊☆DX

1996年1月10日、メンバー全員が怪我から復帰したことで活動再開と同時にユニット名を海援隊☆DX(かいえんたい☆デラックス)に改名。6月14日、タッグチーム「夢狩人」として活動していたTAKAみちのく船木勝一(ショー・フナキ、フナキ、FUNAKI)が加入。サスケ、デルフィンら正規軍と渡り合う。

1997年3月1日中島半蔵(HANZO)が加入。2月、獅龍がWCWと契約を結んだ。4月、スーパー・ボーイが加入。10月、TAKAがWWFと契約を結んだ。

カイエンタイ

1998年3月、東郷、テイオー、船木がWWFと契約。ヤマグチ・サンマネージャーに迎えてユニット名をカイエンタイに改名。ベビーフェイスのポジションにいたTAKAと日本人同士の抗争を展開後、TAKAがヒールターンして再合流[1]ヒューマン・オディティーズクルガンゴルガジャイアント・シルバ)と抗争を繰り広げ、1998年8月30日にニューヨークマディソン・スクエア・ガーデンにて開催された『サマースラム1998』では、オディティーズとの3対4のハンディキャップ・マッチが行われた[2]

しかし、当時のWWFのシナリオライターであったビンス・ルッソとの関係が悪化して、1999年に東郷、テイオー、山口は帰国。以降、TAKAとフナキのタッグチームとしてミッドカード戦線で活動[3]口パクに英語の吹き替えを当てるギミックも与えられた。

その後、2000年にTAKAがプエルトリコプロレス学校KAIENTAI DOJO」を設立。2001年にTAKAが負傷で欠場するとフナキのみの活動となり、2002年の来日興行でフナキの試合にTAKAがセコンドとして介入したのを最後に、TAKAがWWFを退団して解散。カイエンタイの名前は同年に日本で団体として旗揚げされたKAIENTAI-DOJOに受け継がれることとなった。

海援隊☆DXの復活

2006年12月31日インディーサミット後楽園ホール大会で海援隊☆DXのメンバー全員が勢揃いして一夜限りの再結成が行われた。

○ディック東郷、TAKAみちのく、FUNAKI、獅龍、MEN'Sテイオー
17分18秒 ダイビングセントーン
KUDO、●大石真翔野橋真実ミラニートコレクションa.t.、岸勝也

2010年4月9日、東郷が記者会見を行って2011年6月に日本でのプロレス活動を引退して最終的にボリビアで引退試合を行うことを発表。後にTAKAがKAIENTAI DOJOで東郷の引退までに「海援隊☆DXファイナルカウントダウン」と題して海援隊☆DXのメンバーによる数試合の敢行を発表。

  1. 2010年10月11日 札幌テイセンホール大会「CLUB-K TOUR in SAPPORO」
    第6試合 海援隊☆DXファイナルカウントダウン1
    ○ディック東郷、TAKAみちのく、MEN'Sテイオー
    16分43秒 ダイビングセントーン
    火野裕士、●大石真翔、旭志織
  2. 2010年10月17日 後楽園ホール大会「CLUB-K SUPER outbreak」
    第4試合 海援隊☆DXファイナルカウントダウン2
    ○TAKAみちのく、FUNAKI
    15分52秒 ジャストフェイスロック
    滝澤大志、●梶トマト
  3. 2010年12月25日 後楽園ホール大会「CLUB-K SUPER overthrow」
    第6試合 愚乱・浪花メモリアルマッチ2 海援隊☆DXファイナルカウントダウン3
    ○TAKAみちのく、FUNAKI、カズ・ハヤシ、MEN'Sテイオー
    10分55秒 みちのくドライバーII
    ザ・グレート・サスケ、●気仙沼二郎藤田ミノル湯浅和也
    当初は10人タッグマッチだったが東郷の怪我により新崎人生が抜けて8人タッグマッチに変更。
  4. 2011年5月5日 千葉Blue Field大会「CLUB-K SUPER necessary」
    第5試合 海援隊☆DXファイナルカウントダウン4
    ○ディック東郷、ヤス・ウラノ
    20分43秒 変形クロスフェイスロック
    TAKAみちのく、●HIROKI
  5. 2011年6月18日 後楽園ホール大会「CLUB-K SUPER take」
    第5試合 海援隊☆DXファイナルカウントダウンFINAL
    ○ディック東郷、TAKAみちのく、FUNAKI、MEN’Sテイオー、中島半蔵 with カズ・ハヤシ
    13分50秒 ダイビングセントーン
    グラン浜田、ザ・グレート・サスケ、スペル・デルフィン、新崎人生、●ヨネ原人
    当初はカズが試合に出場予定だったが怪我により中島が代わりに出場してカズはセコンドとして登場。

メンバー

平成海援隊

海援隊☆DX

カイエンタイ

決め台詞

  • We are EVIL.(俺たちは外道だ)
吹き替えギミック時代のTAKAみちのくの決め台詞。この言葉の後にフナキが下記のIndeedを添えるのが定番だった。
  • Indeed(左様)
吹き替えギミック時代のフナキは、この台詞以外の台詞を一切喋らないという設定であった。

脚注

  1. ^ Kaientai”. Online World of Wrestling. 2011年2月20日閲覧。
  2. ^ WWF Summer Slam 1998”. pWw-Everything Wrestling. 2020年2月12日閲覧。
  3. ^ kaientai”. Online World of Wrestling. 2020年2月12日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「海援隊_(プロレス)」の関連用語

海援隊_(プロレス)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



海援隊_(プロレス)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの海援隊 (プロレス) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS