波間信子とは? わかりやすく解説

波間信子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 08:49 UTC 版)

波間 信子(はま のぶこ、1953年1月3日[1][2] - )は、日本漫画家長野県長野市出身[2]

人物・来歴

高校在学中に漫画同好会を創設。1970年、17歳の時に第4回講談社少年少女まんが作品募集で入選。同年『別冊少女フレンド18号』に掲載された「ダニエル」でデビュー。代表作は、『BE・LOVE』(講談社)で連載された盲導犬を題材とする「ハッピー!」で、続編「ハッピー! ハッピー♪」を含めると約25年にもわたって連載された。 影響を受けた漫画家は、ちばてつや、矢代まさ子。過去に講談社から発行されたコミックスのほとんどは絶版となっていたが、現在コミックパークにおいて一部作品を除きオンデマンド・ブックとして復刊されている。

作品リスト

下段は同時収録作品(判明している作品のみ)、全て講談社からの発行。

1970年代

  • 朝日の中のあいつ(1972年)
    • 花の咲く箱庭
    • 4.5畳南向き
    • 子づれドロボー健
  • 幸のゆりかご(1974年)
    • どろんこ花よめ16さい
    • 高校結婚異議な〜し!
    • ミスおふくろの初恋
  • ただいま先生!(1974年)
    • ピョンは友だち
  • 青春一年生(1975年)
    • サンジェルマン花通り
    • 赤ちゃんの出席簿
    • ママンの戦争
  • ノンの熱い日(1975年)
    • コスモスちゃん一等賞!
    • 花嫁コスモスちゃん
    • ミルクとレモン
  • たんぽぽ空へ!(1977年、全2巻)
    • 海鳥とんだ
    • アイビー校舎の仲間たち
  • 朝日の中のあいつ(1977年)
  • とべとべトンキー(1977年)
    • 17歳の砂時計
  • セーラー服とエプロン(1977年)
    • 若草色のメッセージ
  • かもめふたりぼっち(1978年)
    • 智クンのビキニ
    • ホワイト・バースデイ
    • 星のタロベエ
  • あずさ光の中へ(1978年)
  • おしゃれ航路(1979年)
  • はっぴい! ソック・ホップ(1979年)
    • はつこい金太郎
    • 恋のトリプル・ストローク

1980年代

  • ポケットいっぱいの海(1980年)
    • まぶしいまなざし
    • いじっぱりラブストーリー
    • 翔べ! 夏の日に
  • 瞳とじればあいつ(1981年)
    • 7daysどりー夢
    • 広海くんSOS
    • たった一人の観客
    • 平均台の17歳
  • GO! GO! 12歳(1982年)
    • 初恋ラストスパート
  • アスピリンエイジ(1983年)
    • 渚のDO
  • ×(ペケ)組通信(1984年)
  • ストロベリー・ロマンス(1984年)
  • 恋してエスパー!(1985年)
  • きみは愛でぼくは歌で(1986年)
    • バージン・ウォーズ20
  • もっともっと先生(1987年)
  • 駆けぬけたセレナーデ(1987年)
    • ハートブレイク・ラブチャンス
  • 天使を抱きしめて(1988年)
    • 愛の見える日
    • 愛のような春・春のような愛
  • 大きな愛をあいがとう(1989年)
    • 帰郷
    • ホワイト・ウエディング
    • 海は優しい

1990年代以降

  • ホット・コミュニケーション(1990年、全2巻)
  • ラブ・イズ・オール(1991年)
    • アフター・ウエディング
    • 夢の恋
    • こぼれ豆咲いた
  • ファミリーの四季(1993年)
  • 娘が母に近づく時(1993年)
    • 菜生子の選択
    • 和樹
    • 想い出預かりました
  • 春の足音(1994年)
    • 他人の亭主は羽ぶとん
    • 聖夜
    • 天の岩戸伝説
  • ハッピー!(1995年 - 2010年、全33巻)
  • ハッピー! ハッピー♪(2010年 - 2020年、全15巻)
  • ハッピー!ハッピー♪ 波間信子短編集(2023年[3]
    • フレンズ(『BE・LOVE』2021年10月号[4]、2021年11月号[5]) - 前後編[4]
    • おひさま(『BE・LOVE』2022年6月号[6]
    • グッドボーイ(『BE・LOVE』2022年12月号[7]
    • 2人で生きる 〜グッドガール〜(『BE・LOVE』2023年9月号[8]
    • 2人で生きる アイコンタクト(『BE・LOVE』2023年12月号[9]

コミックス未収録作品

  • ダニエル(『週刊少女フレンド』1970年18号)
  • ユダという名の少年(『週刊少女フレンド』1970年41号)
  • 赤ちゃん童話(『週刊少女フレンド』1970年52号)
  • 白いメルヘン(『別冊少女フレンド』1970年12月号)
  • 鏡の中にぼくがいた(『週刊少女フレンド』1971年9号)
  • とびだした不良ぼうや(『週刊少女フレンド』1971年35号 - 38号)
  • われら中学4年生(『別冊少女フレンド』1972年1月号)
  • 美しいジャネット(『週刊少女フレンド』1972年31号 - 39号)
  • みんなネコになりたい(『別冊少女フレンド』1973年1月号)
  • かぎっ子まっち(『週刊少女フレンド』1973年7号 - 9号)
  • ミセス同級生(『週刊少女フレンド』1973年25号)
  • 小鳥は森にかえった(『別冊少女フレンド』1973年8月号)
  • あした走る少年(『別冊少女フレンド』1973年11月号)
  • 男サブロー恋やつれ(『ラブリーフレンド』1976年新年号)
  • 鐘がなるなる幸福寺(『別冊少女フレンド』1976年2月号)
  • 星のタロベエ(『別冊少女フレンド』1976年7月号)
  • ジャンケンポンあいこでしょ!?(『ラブリーフレンド』1976年9月号)
  • 16さいのパパ志願(『別冊少女フレンド』1977年10月号)
  • わたしのマロの死んだ日は…(ポエム)(『ラブリーフレンド』1977年11月号)
  • ジーナの青い鳥(『マイフレンド』1976年冬の号)
  • ぼくのかわいいおサルさん(『別冊少女レンド』1979年5月号)
  • 雨あがり(『ハローフレンド』1980年7月号)
  • まぶしいまなざし(『ラブリーフレンド』1980年7月号)
  • いじっぱりラブストーリー(『ラブリーフレンド』1980年8月号)
  • しあわせがみえますか(『別冊少女フレンド』1980年11月号)
  • しあわせオモチャ箱(『ラブリーフレンド』1981年1月号)
  • フォーティーン(『なかよしデラックス』1982年9月号 - 1983年4月号)
  • 天使たちのララバイ(『なかよしデラックス』1984年6月号・7月号)
  • ピッタンコゲーム(『mimi Excellent』1992年2月7日号)
  • 未婚て罪ですか?(『Kiss』1994年1号)
  • 2人で生きる(『BE・LOVE』2024年5月号[10]

テレビドラマ

  • ハッピー!愛と感動の物語
  • ハッピー!2
    • 2000年7月19日〜2000年9月20日(全10話)
    • キャスト:湊香織(高岡早紀)、湊昇(加勢大周)、高野功(高橋英樹)、吉井ちか(遠藤久美子

脚注

  1. ^ 国立国会図書館 NDL-OPAC(書誌 詳細表示)の「個人著者標目」を参照。(2010年9月23日閲覧)
  2. ^ a b BE・LOVE|ハッピー!|著者紹介
  3. ^ 『ハッピー!ハッピー♪ 波間信子短編集』(波間 信子)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年4月1日閲覧。
  4. ^ a b BELOVE編集部 2021年10月8日のツイート2022年4月30日閲覧。
  5. ^ 『BE・LOVE』2021年11月号、講談社、2021年10月1日。 表紙より。
  6. ^ BE・LOVE 2022年6月号”. BE・LOVE. 講談社. 2022年4月30日閲覧。
  7. ^ 『BE・LOVE』2022年12月号、講談社、2022年11月1日、ASIN B0BHS1PN67 表紙より。
  8. ^ 『BE・LOVE』2023年9月号、講談社、2023年8月1日。 表紙より。
  9. ^ 『BE・LOVE』2023年12月号、講談社、2023年11月1日、ASIN B0CKWHV4BX 表紙より。
  10. ^ 『BE・LOVE』2024年5月号、講談社、2024年5月1日。 表紙より。




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