波板
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 01:09 UTC 版)
倉庫や物置の屋根材などに使用される波状の板を波板という(英語ではコルゲートという)。波板の材料はトタンなどの金属板に限られるわけではなく、塩化ビニルやポリカーボネートなど合成樹脂製のものもある。トタン波板などの鋼板製波板は、そのままでは容易に変形してしまう薄鋼板を形状の工夫により強度を高めたものである。 JIS G 3316に「鋼板製波板の形状及び寸法」が規定され、軟鋼板に亜鉛めっきしたもの、波板1号(大波)と波板2号(小波)が種類にあげられている。波板の大きさはさまざまだが、波付け前の標準幅が914ミリメートル、標準長さが1829ミリメートルのものがサブロク板(3フィート×6フィートによる)と呼ばれ、日本では普通の大きさである。 なお、鋼板製波板の屋根材にはトタン波板よりも強度や耐久性の高いガルバリウム鋼板も用いられる。
※この「波板」の解説は、「トタン」の解説の一部です。
「波板」を含む「トタン」の記事については、「トタン」の概要を参照ください。
- >> 「波板」を含む用語の索引
- 波板のページへのリンク