かわづざくら (河津桜)
●「ひかんざくら(P. cerasoides var. canpanulata)」と「おおしまざくら(P. speciosa)」との種間交雑種と考えられています。1955年ごろに河津川沿いで発見され、河津町に移植されたことから名付けられました。2月中旬から3月上旬に、「かんざくら(P. x kanzakura cv. Kanzakura)」よりも大きく濃い淡紅色の花を咲かせます。現在では河津町のほか、南伊豆町でも植栽され「みなみざくら(南桜)」とも呼ばれています。果実は、球形の液果で黒紫色に熟し、甘味があります。
●バラ科サクラ属の落葉高木で、学名は Prunus x kanzakura cv.Kawazu-zakura。英名はありません。
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